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やる夫が第一人者になるようです 第一回
- 1 ： 1 ： 2008/12/19(金) 20:25:17.63 ID:x2fe33Uo
- 初めてのやる夫スレ、しかも傑作揃いの『やる夫で学ぶローマ史』シリーズ（勝手に命名）に挑戦と
無理無茶無謀の三拍子揃った試みですが、生暖かい目で見守っていただければ幸いです - 2 ： 1 ： 2008/12/19(金) 20:39:25.82 ID:x2fe33Uo
- 注意！！
＞＞1は歴史好きの一社会人で、このスレの内容には多分に妄想が含まれています
と云うか実を云えばフィクション6割、史実4割でよくある妄想戦記並みのクオリティです
ローマ在住の某腐女子を除くと日本できちんと伝記を書いてくれた人がいないので仕方なく
妄想で補っている――と好意的に考えてください
くれぐれも本気にせず、軽い気分で流し読みして面白いと思っていただければ慮外の喜びです
ツッコミや支援があれば＞＞１は昇天するほど喜びます
それでは、はじまりはじまり～ - 3 ： 1 ： 2008/12/19(金) 20:40:39.54 ID:x2fe33Uo
- 時は紀元前１世紀
地中海の覇者、ローマは見果てぬ混迷の中にあった
＿＿＿＿＿＿
_ | 内 乱 中 |
｀)） |￣￣￣￣￣￣ ジ
（ ） ∧ ジ ャ
（ ） <⌒> （⌒ ⌒) ャ |
ｳｰｳｰ.（ .人 ／⌒＼ ＼（ ,, ⌒）／/ | ン
人／ ヽ ＿＿____］皿皿［-∧（ ⌒ ,, ,, ） ン
（ ( )( ) ）三三三∧_／＼_|,,|「|,,,! （ ,, ） !!!
＿_|￣田￣田 /￣￣Π . ∩ |'|「|'''|「（ ）
/＿_,|==／＼＝ﾊ,￣￣|「|ｶﾞｼｬｰﾝ |「| | * +
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暁美ほむらが魔法少女になる様です 第四話
- 451 ： ◆qMPvPEQD/Y ： 2012/04/07(土) 21:37:57 ID:2Xks5tyw
- 【ドキドキの】暁美ほむらが魔法少女になる様です【魔法タイム】
第四話、少ししたら始めます - 452 ： ◆qMPvPEQD/Y ： 2012/04/07(土) 21:47:35 ID:2Xks5tyw
- ＼ │ ／
／￣＼
─（ ﾟ ∀ ﾟ ）─
＼＿／ ＼
／ │ ＼
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| ねえ、暁美さん。 聞いた 聞いた？ |
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∨
|￣l＼ .|￣l＼
|￣l｀| | |￣￣￣￣| | ＼
TTTTT.| | | （┘） | | TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTlヽ
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[二二二| | | | | [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二] |i-i-i-i-i､
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' { | j { ,′ : : iﾄ､: : /＼ !:.!: : : : :.|ヽ、: : : : : : : : i: : : .
| l l V: /: : {｀ヽY ｀i::ﾄ､: : : :.|イ ＼ : : : : : : |: : : ! 今、学校中で噂のあの人の事！
l { '＾ ｀ V. : :八: : :| ｧ=ミヽl ＼: : | ｧ=ﾐヽ: : /: : l: : 八
{ '′ {｀ヽ､:_{ : :ヽ:.〃ん｡ﾊ ＼| ん｡ﾊヾV: : .|:| : : ﾄ､
〉 ゝｒ }: : : : i{ い::::ｊ い::::ﾘ ハ. :八: : : ! ＼
! ´￣ / ノヽ. |: : : : | ゞﾟ-' , ゞ-'′ ｊノ: ハ: : ',
| / ｊ : : : :ヽ ''' ''' {: : : : :}: : ﾊ
', 厶ィ=､: :＼ ,.ﾆ､ 八 : : :ﾉ: : : :!
', .ｲ:::::}ﾍ::::＼: :） {⌒｝ .ｲ: j ）: : : : : : j
＼ -- ｊ::::::|::::＼::::＼ト . ゝノ .イ::从: : : : :.ハ:.:/
{::{ヽ /:::::::|::::::::::::::::::|ヽ ｀ ｰ {´:::ﾉｲ |ハ: : : :| l/
ヽヽﾊ /.:::::::::::::::::}::::::::::!::::',＼ /ハ:::ﾉ ｊ: : : :ノiﾉ
Vﾊ乂 /.::::::::::::::::::ﾉ:::::::::::l::::::', >ｰく/ }:｀ヽ}.:／ ′
Vﾊ フ´.:::::::::::::::／::::::::::::::l::::::::',{ 〃ハ/:::i::::::＼ - 454 ： ◆qMPvPEQD/Y ： 2012/04/07(土) 21:50:08 ID:2Xks5tyw
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{::'::::::::l::l:::ﾊ:::::ﾊ __V::::::}､_l:＿:ﾊ:::::::i::::::::::} .┌──┐ | |┌───┐|┌───┐|
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/:::l::::::::l__.,ィ示ﾃヽ､ ∨__ 〒示ﾃヽ:::::::::l:::ヽ 三□│....| |│／ ／│|│／ ／│|
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{::::::::::!:::::::::l:::::/二＞- ┬ﾆ＼::/::::::/:::::::::::::}
／::::::::::ﾊ:::::::::{:/ { ￣｀Y￣￣ } /:::::/::::::::::::::::＼ 学校中で噂の人……？
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{:::::::::/ V:::ハ: : : : : :ﾉ'┤: : : : : /::/ヽ ヽ::::::::}
／::::::::/ ヽヽ;. : : : : / lﾊ: : : : : : : : :/ V::::::＼
,:::::::::／ ヽ:ヽ: : :ィ:/ !ハ:＼: : : : / / ＼::::::::ヽ
{::::::::/ ＿＿ ヽ ゝｨ:ｲ // ! ヽ ＼:ノ / ＿ ヽ:::::::}
{:::::::::＼ ｀ヽ ＼ ￣{ {＝┴=} }＝┘ / ／ ィ:::::::::::}
{::::::::::::::＼ ＼ 〉 { { } } 〈 ´ ィ::::::::::::::::}
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- 暁美ほむらが魔法少女になる様です 第四話
- 暁美ほむらが魔法少女になる様です 第三話
- 暁美ほむらが魔法少女になる様です 第二話
- 暁美ほむらが魔法少女になる様です 第一話
やる夫は女子中学生と許嫁になったようです その１
- 1 ： ◆.jIn6/I.FE ： 12/04/08 01:01:35 ID:pTB6vWUH
-
┌──────────────────────┐
│ │
│ やる夫は女子中学生と許嫁になったようです │
│ │
└──────────────────────┘
【お知らせ】
・シリアスな話とかありません
・ドラマチックな展開とかできません
・えっちなのはいけないと思います
・読むのに体力使わないような話を淡々と作っていく予定です
- 2 ： ◆.jIn6/I.FE ： 12/04/08 01:04:19 ID:pTB6vWUH
-
／￣￣￣＼
／ ― ―＼ ZZZ……
＿_ ／ （ ー） （ー） ＼ ＿＿＿＿
（ | （__人__） | ||10: 00 || |
＼ヽ＼＿＿ ｀ー ´＿＿／ ＼ ￣￣￣￣
＼（￣ ⌒⌒⌒⌒￣⌒ ⌒ ⌒ヽ
ヽ ＼
＼ ＼
／￣￣￣＼
／ ― ―＼ ﾝ……ﾀﾞｵ……
＿_ ／ （ ー） （ー） ＼ ＿＿＿＿
（ | （__人__） | ||10: 00 || |
＼ヽ＼＿＿ ｀ー ´＿＿／ ＼ ￣￣￣￣
＼（￣ ⌒⌒⌒⌒￣⌒ ⌒ ⌒ヽ
ヽ ＼
＼ ＼
- 3 ： ◆.jIn6/I.FE ： 12/04/08 01:05:11 ID:pTB6vWUH
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／||ミ
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- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです おまけ編（というか前話の続き）
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです その１０
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです その９
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです その８
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです 番外編「モブ子さんの憂鬱」
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです その７
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです その６
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです その５
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです おまけ編「もしやる夫の許嫁が12人いたら」
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです その４
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです おまけ編「もしやる夫の許嫁がルリ以外だったら」
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです その３
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです おまけ編「もしやる夫が許嫁の事を冷静に受け入れたら」
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです その２
- やる夫は女子中学生と許嫁になったようです その１
やる夫とタンポポと恋 第七話
- 267 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/25(日) 22:00:01 ID:7G5BVvJ2
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やる夫とタンポポと恋
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第七話
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.- 268 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/25(日) 22:00:16 ID:7G5BVvJ2
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.- 269 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/25(日) 22:00:31 ID:7G5BVvJ2
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.- 270 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/25(日) 22:00:45 ID:7G5BVvJ2
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│ / ﾄ､r、 ヽｪｰ '"´ .│
│ / ! ﾄ､; ;:i ＼ .│
│ l ｌ | ﾒ, ! | ｌ ヽ .│
│ | | ! ﾄ､ / ! ! ｌ / ヽ ! │
│ ｌ ｌ | | |,.-‐ｌ' | | ｀'ﾒ､ ,ｲ | |､ | │
│ ヽ ヽ ﾄ､ ｌﾍ ! l / /／ ! / ! | ! │
│ ヽ ヽ ヽ＼ ヽ,＼! ｌ/ | /| / ! / .│
│ ＼ ＼ >t,≧彡 ミ三/,.ｲｌ | / / .│
│ ヽ ｀7ｌ |ヽ〃 〃 } ||ﾒ／ .│
│ } ! { ｌ ｌ ! ＿ ,. / ! ｀ヽ、 .│
│ 从__ l|ヽ ヽ ｀ｰ ' _, ｲ /、 ヽ │
│ ｀ﾄ, ＼ ｀.!'ｰ-ｧ' ´ {´ /-､_ヽ ヽ │
│ __,. >､〉 iヽ ﾄ'^ヽｌ |--、｀｀ヽ, ! .│
│ /-‐- 、! ! Y´:ヽ,.:ヽ, ヽ,/~ヽ、 ヽ | .│
│ ./ | ┌──────────────────────────┐
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│ ／: : : : : : : : : : : : : : : : :＼ │
│. /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ .│
│. /: : /: : : : : : : :|: : ｌ : : : : : ヽ: : ヽ .│
│ |: :/: : : : : : |: : |: | Vﾊ: ｌ: :|: : : : :ｌ: : : ｌ .│
│ ｌ: :|:ｌ: : : :ｌ: ｌ: |: : |: |＾ |:ﾊ: |: : |: :ｌ :|: : ﾊ:| │
│ /: :|:ｌ ｌ:. :┼|- |-|-‐:ﾅ::| ｀'ﾄ､,l _|__: :| |: |:. ::| || │
│ /: /|:|:. |::.. .| |: :ム=ﾐ/ |/ ｧ|__｣: ﾊ: /:.:. |: :|:.:.. :| |ｌ │
│ /:.:./:.|∧:|:.:.:.| ﾚ’cｒ=ﾐ ∨ ｒ,.=ﾐﾍ. |:/:|:.:.:/:/|ﾊ:::/ | │
│ /:.:.:.:.:.::/ Vﾍ:.|〈 { {:..ｊ } ﾄ{...ｊ｝.〉|:.: |.://./ ﾚ' .│
│ ｛:.:/:.:.:.:/ |:...:.:| ｣ｒこﾂ {にｿ ﾊ:.:|/ │
│ V:.:.:.:./ｖｒｖ|ﾊ:.:.ﾊ :::::::::: ｆ :::::::. /:.:ｲ | │
│ V:.:/: : : : :|ハ:.:.ﾄ､. __ ／＼::| |ﾍ, .│
│ __V: : : : : :へ.ﾍ:.| ＼ ´ ,. '´ ）| |ｖﾍ, .│
│ ／イﾚｖｒく ＼＼ V＼ ｀ ‐-イヽ. ／:.:| |ｗｖ〉 │
│. / ＼. ＼ヽ＿ ヽ、 ｣＿＞‐' /:.:.:.| | .│
│/ ヽ. ＼ }_ ｀ヽ、￣ ／|:.:.:.::| |＼ .│
│ ハ ＼´￣ヽ ｀ ｖ'´￣ /|ﾆﾆ|ﾆ| ハ │
└──────────────────────────┘
.- 271 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/25(日) 22:01:00 ID:7G5BVvJ2
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ ふひひひぃー―――！レナちゃんかんわいぃよぉ！
| |r┬-| | お持ち帰りしたいぃぃぃいいい！嘘じゃないよぉおお！
＼ `ー'´ ／
＿＿＿_
／_ノ ヽ_＼
／（ ＞） （＜）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-/ | うっひゃーエルルゥ、エルルゥ！僕たちゃ家族でーす！
＼ `￣'´ ／ その尻尾が性感帯なんだろ！？わかってんだよ、このこの！
.- 272 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/25(日) 22:01:17 ID:7G5BVvJ2
＿＿＿_
／_ノ ヽ_＼
／（ ＞） （＜）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-/ |
＼ `￣'´ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
_＿＿＿
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （＝） （＝） ＼ ……はぁ～……
| U （__人__） |
＼, ｀ー´ ／ ～～～３ ダメだこりゃ、気が紛れん……
.- 273 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/25(日) 22:01:30 ID:7G5BVvJ2
＿＿＿_
／ ＼
／ ／ ＼＼ 閉じる……っと。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
＼ ｀ ⌒´ ,／ .| | |
ノ ＼ .| | | ＿＿＿＿＿＿
. ／´ | | | 〃￣￣￣￣￣￣ヾ
| ｌ | | | || カチッ…… ||
ヽ -一ー_~､⌒)^),-､ .|_|_＿＿＿＿_＿＿＿＿_| ヾ＿＿＿＿＿＿〃
ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)ニニニニ ＿|_|＿_|＿ ￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／ ＼
／ ／ ＼＼
／ （―） （―） ＼
| （__人__） | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
＼ ｀ ⌒´ ,／ .| | |
ノ ＼ .| | |
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ヽ -一ー_~､⌒)^),-､ .|_|_＿＿＿＿_＿＿＿＿_|
ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)ニニニニ ＿|_|＿_|＿
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やる夫とタンポポと恋 第六話（後）
- 92 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/12(月) 22:00:05 ID:250l9yB.
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やる夫とタンポポと恋
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第六話(後)
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.- 93 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/12(月) 22:00:20 ID:250l9yB.
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|=お ワ.| ﾉ￣￣￣|ﾉ￣￣￣|ﾉ￣￣￣| || .|
|=で ゴ |ｌ＿＿＿_ﾉ＿＿____ﾉ＿＿＿ﾉ| || .|
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.- 94 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/12(月) 22:00:36 ID:250l9yB.
γ ⌒ ⌒ ｀ヘ
イ "" ⌒ ヾ ヾ
/ ( ⌒ ヽ ）ヽ
( ､ , ヾ ）
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ゞ (. . ﾉ. .ﾉ .ノ
| マジでうめぇな……おでんとは思えない。 .| ゝ､､ゝ ﾉ ノソ
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ ゝ､､ゝﾉ ,, ノ
ｸﾞﾂｸﾞﾂ…
γ ⌒ ⌒ ｀ヘ
イ "" ⌒ ヾ ヾ
/ ( ⌒ ヽ ）ヽ
( ､ , ヾ ）
ゞ (. . ﾉ. .ﾉ .ノ
ゝ､､ゝ ﾉ ノソ
ゝ､､ゝﾉ ,, ノ ｸﾞﾂｸﾞﾂ…
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
| 逆に考えなさい、今まで食ってきたのがおでんじゃないのよ。 |
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
γ ⌒ ⌒ ｀ヘ
イ "" ⌒ ヾ ヾ
/ ( ⌒ ヽ ）ヽ
( ､ , ヾ ）
ゞ (. . ﾉ. .ﾉ .ノ ｸﾞﾂｸﾞﾂ…
ゝ､､ゝ ﾉ ノソ
ゝ､､ゝﾉ ,, ノ
.- 95 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/12(月) 22:00:49 ID:250l9yB.
＿＿＿_
／ ＼
／ U ＼
／ ― ― ＼
| （ ●） （● ） |
＼ （__人__） ／
＿＿＿_
／ ＼
／ U ＼
／ ― ― ＼
| （ ●） （ ●） | ………………
＼ （__人__） ／
.- 96 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/12(月) 22:01:01 ID:250l9yB.
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'､ ----( /／
＼ ／!
｀ ､ ／ .:.:|
＼__ .. ´ ..:.:|
| ...:.:.:_jｰ 、
__j __ .. - ´ ヽｭ､、
ノ ハ_／ /:i:i:i:i:iヽ､、
.．＜/ /////∧ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
.．＜:i:i:i:i:/ ///////∧ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
───────────────────────────────────────────────
. ／::::／::::::::／::::::: ／:::: /::i::::::::::∨::::::＼:::: ＼
/::::::/:::::::::::/::::::::; ｲ:::::::::/:::::ﾄ;::::::::::∨:::::::∧:::::∧
. /::::::/:::::::::::/::::::::/ |:::::::/::::::::! ＼:::::∧ :::::: ∧:::::∧
'::::::/:::::::::::/i:::::::/⌒ﾞi::::::ﾊ::::::::|￣｀∨::∧:::::::::∧:::::::i
i::::/:::::::::::/:::l::::/ __,,,Ⅳ| Ⅵ::i ィｔ=∨::::i:: ∨::∧::: !
|:/i::::::::::/::::::l:::l ん:刋Ⅵ! Ⅵ! 斥圷::::iﾍ:::∨::∧::!
' |:::::::/i::::::::ｌ::l〈 比::ﾘ ＼ ＼ 比::ﾘ∨ ∨∨::: ﾘ
. |::::/ ｌ::::::/::i ゞ-′ ゞ-′ jK_∨:::＞
. |:/ ｌ:::/小 く:. {__j ∨::::＞
′ !/ ! j___ソ＼!´
'､ ----( /／ ﾑｸﾞﾑｸﾞ…
＼ ／!
｀ ､ ／ .:.:|
＼__ .. ´ ..:.:|
| ...:.:.:_jｰ 、
__j __ .. - ´ ヽｭ､、
ノ ハ_／ /:i:i:i:i:iヽ､、
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.．＜:i:i:i:i:/ ///////∧ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
.- 97 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/12(月) 22:01:14 ID:250l9yB.
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＼ ヽﾄ.ゝ} | /ｊ／ﾉﾍ、 /′
|八′ _ -( l /.:::::::::::::::::＞‐=ミ
ﾉヘi≧=- イl'＾ヽ::::::::://.:::::::::::::::.
/.:::::::| i:::::/ ; .:::::::::::::::::i
.i::::::::::| l／ ｉ::::::::::::::::/:|
ﾞ!:::::／Ｘ ;:::::::::::::/.:::|
ｉ'´ Ｘ ;::::::::::::ん::ｲ
ﾙ'^ V.::::::::::/´ |
/⌒ヽ ,:::::::::::/Ｘ ｲ
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}＼ , ⌒ヽ
＿ ( ﾉ ;′ }
⌒＞ ｀ヽ' ／ ﾙ'⌒ヽ
'⌒丶、 （ ( ,.≠=‐-ミく⌒
-‐…‐-=ミﾐx( ヽ
／ ｀ヽ⌒ヽ
)Ｖ У ） |i
／ 〃 ｢￣ ｀`丶 （ ( 八
〃 { ; ヽ ヽ /|
/ｉl ｉ| ､ ＼ | |ｉ ﾊ / ﾘ
ｉ| 八 ヽトミヽ.ﾉ i⌒Ｙ '. /
ｉ| ヽX´「ヽ Ｙ |) 八ｲヽ l/
八 {＼ ヽ＼=‐'′ | ﾙﾍｉ 八 } ﾉ
＼ ヽﾄ.ゝ} | /ｊ／ﾉﾍ、 /′
|八′ _ -( l /.:::::::::::::::::＞‐=ミ
ﾉヘi≧=- イl'＾ヽ::::::::://.:::::::::::::::.
/.:::::::| i:::::/ ; .:::::::::::::::::i
ﾊﾌﾊﾌ .i::::::::::| l／ ｉ::::::::::::::::/:|
ﾞ!:::::／Ｘ ;:::::::::::::/.:::|
ｉ'´ Ｘ ;::::::::::::ん::ｲ
ﾙ'^ V.::::::::::/´ |
/⌒ヽ ,:::::::::::/Ｘ ｲ
.- 98 ： ◆READY/K61. ： 2012/03/12(月) 22:01:29 ID:250l9yB.
＿＿＿_
／ ＼
／ U ＼
／ ― ― ＼
| （ ●） （ ●） |
＼ （__人__） ／
＿＿＿_
／ ＼
／ U ＼
／ ― ― ＼
| （ ●） （● ） | ( なんぞこの状況…… )
＼ （__人__） ／
.
やる夫とタンポポと恋 第六話（前）
- 875 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/27(月) 22:00:08 ID:gIfaPToA
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やる夫とタンポポと恋
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第六話(前)
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.- 876 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/27(月) 22:00:29 ID:gIfaPToA
TTTTTTTTTTTTTTT＼ l.TTTTTTTTTTTTTTTTT
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￣｢￣￣￣￣￣￣ .＼!.| | | l.＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ＿_ ＼!.| | | l.＼ ＿_
| ｆ＿ｆ] <二二> ＼!.| | | l.＼ ｆ＿ｆ] <二二>
| .＿＿_. _＿＿＿ ＼!.| | | l.＼ .＿＿_. ＿＿＿
| ｢|｢|｢|｢| || ＿_ .|| '＼!.| | | l.＼. ｢|｢|｢|｢| || ＿_ .||
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| ￣￣~ || ＿_ |]|| '＼!.| | | l.＼ || ＿_ |]||
| [| |＝| || ＼!.| | |ﾞ.| .[| |＝| ||
／|､＿＿＿__|| |＿| ||,_＿＿＿＿＿＿＿__＼!.|ﾞ.|＿＿＿＿_|| |＿| ||＿＿
／ ~￣￣￣ .＼| ~￣￣￣
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.- 877 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/27(月) 22:00:45 ID:gIfaPToA
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|| カチッ…… ||
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＿＿＿＿＿＿＿_ || カチッ…… ||
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.- 878 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/27(月) 22:01:01 ID:gIfaPToA
┌────────────────────┐
│. , ´ ... -――--...､｀ .､. │
│. ／ /´.. - ―― --､ﾍ. ヽ. │
│. / /´ | i :.ﾊ ',. │
│. ,' | ! | | i| .:.:| : │
│ i i:.: ∧,-‐' ￣ ｀ヽ! : :! .! │
│ |: |/´ ノ ゝ ｀ヽ| ! |ヘ. │
│. .へ..|i ! |: ｜.| | >. │
│. く || : ｜ _＿､ ,＿ |; | ﾉ !.／. │
│ ｀ ー|l_i N ,〃⌒ ´￣｀ﾒイﾊ､ i´ │
│ | {｀ﾄ! ::::::::::: ' ::::::::: / ノ |. │
│ |:.:.ヽ、_ ､__ ... __, ,'イ∧.|. │
│ |:.:.:.:i {ﾍ ／ .!:.:.:.:|. │
│ |:.:.:.ﾊ__∨｀ト... ..イ:::.}___|:.:.:.:.! │
│ |:.:.:.ハ ∨.:.:） ｀ _ .{ !::.,' ,'.:.:.:.:| │
│ /へ￣｀i {7´,.く｀ｰ'｡∨｀7 /￣￣ﾄ､ │
│. / ヽ ! /´ｌ.┌─────────────────────────────┐
│ { ∨!| │. / / l.l l.ｌ ｌ l ｌ l 、 │
│ | |.:i.!ｌ │ / ｜ |.| | l | | | | ｜∧ .│
└───────.│ ｌ ! ｌ| ! .|│ l ﾄ, ! | ./ / | │
│ l ヽ | !ヽ. ヽ ､ヽ、 l / |. ｜ / ./ /l ｜ │
│ | ＼ {ヽヽ＼ ヽ＼ヽ| / -l／ｌ／ｌ／／｜ l │
│ ｜ |＼ヽ ＼ ヽ-、ヽ| / , -_仏∠∠| . | | .│
│. !｜l | /"7¨丁ﾞ}＼ ﾚ' ,イ､_>ｰ} 〉 / .｜ ∥ .│
│ ｌ | | | ｀ ヽ二ン ヽﾞ＝'´ノ / / ｜ ∥ │
│ ｌ.ｌ | |ヽ ￣ | / / 1 | │
│ ∥| ﾄ､丶 ' / / /| ｜ .│
│ |│ | ｀＼ -─ ／}′ / ||. |.. │
│ |│ | , -‐ヽ、 ／ / /' || !、 .│
│ |│ |／ | ｀丶 、 __／"７ /ｲ || ｌヽ .│
│ |│ │ | , ‐ ´ / //_|. || ｌ ､ │
│ |│ |ｰ---‐ "´ / // ｜ || ', ヽ .│
│ |│ ｜ - ┬‐/ //´￣ ＼ ＼､ ヽ ＼ .│
└─────────────────────────────┘
.- 879 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/27(月) 22:01:15 ID:gIfaPToA
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
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／ ＼
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／ ― ― ＼
| （ ●） （● ） |
＼ （__人__） ／
＿＿＿_
／ ＼
／ U ＼
／ ― ― ＼
| （ ―） （― ） |
＼ （__人__） ／
.- 880 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/27(月) 22:01:29 ID:gIfaPToA
ィ '⌒ 、
（ ハァ ）
ゝ、、ノ
.- 881 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/27(月) 22:01:41 ID:gIfaPToA
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ 閉じる……っと。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
＼ ｀ ⌒´ ,／ .| | |
ノ ＼ .| | | ＿＿＿＿＿＿
. ／´ | | | 〃￣￣￣￣￣￣ヾ
| ｌ | | | || カチッ…… ||
ヽ -一ー_~､⌒)^),-､ .|_|_＿＿＿＿_＿＿＿＿_| ヾ＿＿＿＿＿＿〃
ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)ニニニニ ＿|_|＿_|＿ ￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
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／ ─ ─＼
／ （―） （―） ＼
| （__人__） | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
＼ ｀ ⌒´ ,／ .| | |
ノ ＼ .| | |
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ヽ -一ー_~､⌒)^),-､ .|_|_＿＿＿＿_＿＿＿＿_|
ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)ニニニニ ＿|_|＿_|＿
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やる夫とタンポポと恋 第五話
- 656 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/12(日) 22:00:01 ID:G0DBk5BU
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やる夫とタンポポと恋
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第五話
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.- 657 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/12(日) 22:00:17 ID:G0DBk5BU
TTTTTTTTTTTTTTT＼ l.TTTTTTTTTTTTTTTTT
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.「￣￣￣￣￣￣￣＼ﾞ| | | l.＼ ＿|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣｢￣￣￣￣￣￣ .＼!.| | | l.＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ＿_ ＼!.| | | l.＼ ＿_
| ｆ＿ｆ] <二二> ＼!.| | | l.＼ ｆ＿ｆ] <二二>
| .＿＿_. _＿＿＿ ＼!.| | | l.＼ .＿＿_. ＿＿＿
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| ￣￣~ || ＿_ |]|| '＼!.| | | l.＼ || ＿_ |]||
| [| |＝| || ＼!.| | |ﾞ.| .[| |＝| ||
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／ ~￣￣￣ .＼| ~￣￣￣
!二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
.- 658 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/12(日) 22:00:30 ID:G0DBk5BU
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿] ＿＿＿＿＿＿ |
===┌┐==２===l|| || |ﾟ ﾟ| | ＿＿＿＿＿＿
::::::／ /::::／V＼::l|| || |Ｄ ∧,∧ | | | |
:／ / i..i' | ∽ |.i:l|| || |Ａ .(ｰﾟ* ) | .＿_ | | |
| （;;;;;;;)..ヒ ,|ﾉ;l|| || | ('ﾉ ヽ Ｋ|. / / | | |
|○i |...|／イ..:::l|| || | / （ J. Ｋ| / /ヽ..| | |
| i i::: V V...:::l||. || | (ヽ , ） Ｏ| |￣￣￣￣￣|~ヽ. | |
＼_ヽ＿,ゝ ;;;;;;;;;;;;l||.◎ || | ＼）＼ ＿| ||￣￣￣￣| .| .;| | |
ニニニニニニニl||. || |｡ Sex-i ﾉノ || | .| .;| | |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: || ￣￣￣￣￣' ||＿＿＿＿| .| .;| | |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: || .]ニニニニﾆ ／. | |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ・ ￣⊃.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: || ||~ 日 | ｡￣~'||￣| | |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: || ⊂￣ ・ _ || | |.|､＿___|| | | |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;）.=ニ＝イ i⌒i＿_ .:.:.:.: || /￣￣￣/＿_|| /___ヽ ）;;;;.....～ヽ:.| |
￣￣￣゜人￣/;;;:..... ;ヽ|:. |（(，)￣￣￣￣ ＿/ BIBLO/. ||ｳﾞｧ||/;;;:..... ;ヽ~
ノ~~~ゞ| |γ;;::::;;;; ⌒ :）￣￣￣{/|~~| ｖ 〔ニニニニニ〕＿__ || ﾝ. ||#;;;;;;;;::;; 人）
（;;;;;;::. ）| （;;;;;;;;;;;::::::::::::／三三三|/（／;,,,,..ゞｿ|| ;,,,､. ||.iii■.|| . ﾀ||,,;;;;::::: Z∀･)
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿
〃￣￣￣￣￣￣ヾ
|| カチッ…… ||
ヾ＿＿＿＿＿＿〃
￣￣￣￣￣￣ ＿＿＿＿＿＿
〃￣￣￣￣￣￣ヾ
＿＿＿＿＿＿＿_ || カチッ…… ||
| ＿＿＿＿＿_ ／￣￣￣￣￣￣＼ ヾ＿＿＿＿＿＿〃
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| | .| ...:::::::::::::::::::::::::|
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.- 659 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/12(日) 22:00:44 ID:G0DBk5BU
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│ (´￣￣￣｀ヾ ､ │
│ ＿＿_ ):〉 │
│ , - '´: : : : : : : `ヾ--､ │
│ _／: : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼ │
│ , '´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : ヽ. │
│ ／: : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : :＼ : : ', │
│ ／ /: : /: : : :{: : : : : : !: : : : : : : ヽ: : : :.', : : ',. │
│ / /: : / : : : : |: : : : : :.|＼: :ヽ＼: :_:ヽ: : !: : : ! │
│ /: :/ ｉ: : : :! 小: : : : : | ＼ﾊ／＼:.|: : :|: : : !. │
┌──────────────────────│ | /|: :|: : : :|｣__ ＼: : | ｲrそﾃﾄ､|: : :ﾄ､: : l. │
│ __＿_,. -―‐-- ､ .│ ﾚ' |: :|: : : :| rえﾄ､ヽ| ﾄしr} |: : :.|} |: :l. │
│ ／ ＼ .│ ヽ:.N: : :V〈 V ﾊ 弋少 |: : : |/: : :!. │
│ ／ ヽ ＼ │ ＼|＼:ﾊ､ Vﾂ :::::: |: : : |: : :.ﾊ. │
│ ／ ／ ＼ ＼_＿. │ 八: :|: :ﾊ :::::: ' ﾉ: : :从: : : | │
│ / / / ヽ ヽ ヽ__, │ /: :乂|: : 人 ， ／ : : : : : : : ノ. │
│ ,' / / / ヽ ｉ ＼ ｌ│ (: : : : 从: : : : ＞- ､_ イ: : : : __:厶:∠ __. │
│ | / ｉ / | ｉ ∨ ヽ. ヽ .│ ｀＞' ⌒` ｰ‐r-ﾐ: :ﾉ ,厶:匕彡'´ ／⌒ヽ │
│ | | | ＼! ﾊ. ! ! ｣ | | │ / |/ ` ミY彡 ´ ／ | │
│ | | ﾚwﾘ`＜ V! /／ | | / │ ／￣ / ／ !. │
│ | | | ｨf伃ﾃﾄﾐｰ ヽ /rえV /|/ └───────────────────────┘
│ | | | Vr少' |/ ﾋｿ ﾑｲ │
│ / 八 ', ::::::::: 、:::::: ! | │
│ ／ ＿_ﾊ. ', 人 | │
│ ／ ／..........:::', ', -‐',. イ |＼ │
│ / |::::::::::::::::::::', ',＞-､＜::::::V | ヽ │
│. / / ／￣￣￣`ヽﾊ ∨丕 !:::::::::{ `ｰ ┴‐--､ │
│ | ノ |::::::::::::::::::::::::...::::} ∨V}:::::::人 .＼ .│
│ 弋´ r':::::::::::::::::::::::::::::/ Ⅳ.}:／:::::::＞―--､ _ノ │
│ ＼ V´￣￣￣｀¨/ 人ﾘ:::::::::／:::::::＼／ , ＜. │
└───────────────────────────┘
.- 660 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/12(日) 22:01:00 ID:G0DBk5BU
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 相変わらずシャナもルイズも可愛い……
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ― ― ＼ ﾁﾗｯ…
| （ ●） （● ） |
＼ （__人__） ／ ))
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ けど、ムスコがまったく反応しなくなった……
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼ ))
.- 661 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/12(日) 22:01:14 ID:G0DBk5BU
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ 閉じる……っと。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
＼ ｀ ⌒´ ,／ .| | |
ノ ＼ .| | | ＿＿＿＿＿＿
. ／´ | | | 〃￣￣￣￣￣￣ヾ
| ｌ | | | || カチッ…… ||
ヽ -一ー_~､⌒)^),-､ .|_|_＿＿＿＿_＿＿＿＿_| ヾ＿＿＿＿＿＿〃
ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)ニニニニ ＿|_|＿_|＿ ￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／ ＼
／ ノ ー ＼
／ （＝） （＝） ＼ ……ふひぃ……
. | （__人__） |
ィ '⌒ 、＼ ｀ ⌒´ .／ヽ
（ ハァ ） （ヽ、 /￣） |
ゝ、、ノ | ｀`ー――‐''| ヽ、.|
ゝ ノ ヽ ノ |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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やる夫とタンポポと恋 第四話
- 504 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/05(日) 22:00:04 ID:n93d7TgU
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やる夫とタンポポと恋
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第四話
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.- 505 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/05(日) 22:00:17 ID:n93d7TgU
TTTTTTTTTTTTTTT＼ l.TTTTTTTTTTTTTTTTT
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.「￣￣￣￣￣￣￣＼ﾞ| | | l.＼ ＿|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣｢￣￣￣￣￣￣ .＼!.| | | l.＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ＿_ ＼!.| | | l.＼ ＿_
| ｆ＿ｆ] <二二> ＼!.| | | l.＼ ｆ＿ｆ] <二二>
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| ｢|｢|｢|｢| || ＿_ .|| '＼!.| | | l.＼. ｢|｢|｢|｢| || ＿_ .||
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.- 506 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/05(日) 22:00:31 ID:n93d7TgU
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.- 507 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/05(日) 22:00:44 ID:n93d7TgU
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│ ｉ!,',' ﾊ.从:.. . .| 十ｔｾj｣Tﾄ{ ｝ﾙtj」ｯ}i | i从 ヾj!. │
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│ |i /'´:./:...从｛.| 八弋ｚﾂ ﾋﾂ 从. ; 儿j ＼. │
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│／ i 〈/: i{ i : : iィ竓守` { i: :/__j: ∧ :/: ﾉi: :i │
│ i: : /:弋 i:l: : }i込;タ }/,芳ﾊ : :/i :/l::|: } │
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.- 508 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/05(日) 22:00:56 ID:n93d7TgU
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.- 509 ： ◆READY/K61. ： 2012/02/05(日) 22:01:09 ID:n93d7TgU
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／ ＼
／ ─ ─＼ 閉じる……っと。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
＼ ｀ ⌒´ ,／ .| | |
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ヽ -一ー_~､⌒)^),-､ .|_|_＿＿＿＿_＿＿＿＿_| ヾ＿＿＿＿＿＿〃
ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)ニニニニ ＿|_|＿_|＿ ￣￣￣￣￣￣
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ゝ、、ノ | ｀`ー――‐''| ヽ、.|
ゝ ノ ヽ ノ |
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やる夫とタンポポと恋 第三話
- 267 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/29(日) 23:30:06 ID:DViSAEpM
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やる夫とタンポポと恋
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第三話
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.- 268 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/29(日) 23:30:24 ID:DViSAEpM
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.- 269 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/29(日) 23:30:37 ID:DViSAEpM
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.- 270 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/29(日) 23:30:50 ID:DViSAEpM
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│ }Y^ﾄ､ │ || . |. .l, 斗.‐.!. l ＼,rテ‐ｧ. . jムｭ_ │
│ ､＿＿ ＿_ . ../ ｷﾊ: :' │ || . |. .|. l ,tテﾐ 弋ｭｻ|. . | ', ¨ ‐- ..__ │
│ ﾐ_ｭ＜ﾆ-:'´: : : : :､: ﾐ:ｰ､}ｌ: :│ || . |. .| ﾊ弋ｭｻ xwwl. . | ', / ヽ │
│ ﾞ}〉´: : : : : :,: : : ＼ヽ: ヽ:ｌ│ |ヽ.jヽj. .ハ wx ,. /!. ..| ', / / / } │
│ /: : :./: : : /: /: |: : :Y: :.ヽ│ /|. . . |ヽ、 rｫ ／ |. . | ', ヽ/ ,' l │
│ /: : : :|: : :./: /|: :ﾄ､:.,ｲｌ:: : :│ ヽ|. . . !､ |.≧.| |‐.' j. . j ', } ﾊ │
│ .':|:i: |:.ﾊ: :/ﾄ:/_ｨ升_V_|: : : :│ |. . ..l `j -| ﾄ､ |. ./―--' lヽ ;. l.､ │
│ ハ|: |ﾘｪⅥj∧´''ﾋiソノ|ｌ:: : :│ ヽ . | |イ | |､ヽ j./!.| ヽ ヽ , !ヽ. │
│ j从'ﾋiｱ ::::::::: '|ｌ:: : :│ iヽj ! l | | ＼＼_// ＼ ., ｌハ │
│ }: ', ::::〈 |:ｌ: : :│ { ヽ j .l | |ヽ ー' | ＿＿_ヽ ヽ./ j ﾄ ､ │
│ |:八 r ､ |:l: : :│ ├イ￣＼!」 ヽノ／ ヽヽ ＼ / l .ヽ │
│ ﾄ､:.:＼ ゝ ' _ |:|: :.:│ |{ j ヽ ／ } } X=- ､ ﾊ ＼│
│ |/＼: :＞､_ ＜ !:i: : └───────────────────────────┘
│ ﾉ: : ::≧_: : : ＼ i: !: : : : |: : {. │
│ ,: : ／ ｀丶: ヽ ヽ丶: : :.',: :ヽ. │
│ /:./ _ -‐ ハ: : :', ＼ヽ: :ヽ: : 丶 │
│ ∠ﾆ='´ }: : : !二＼ヽメ:.:.',: : : ' │ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
│ __}＿＿＿____ !:|: : } ＼＼∧: ',: : : ', │ |. ハァ……ハァ…… |
│ ／ __ |:|ﾊ: | >∧rﾐ: ',: : : ', │ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
│ ／ _ -=＜ || }: ! /_/}爻ﾄ､:ﾄ､:.:ｌﾊ │
│ ／ ／ヽ ＼ |! |:.| {i:i:i:i)ヽハ八l. │
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.- 272 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/29(日) 23:31:04 ID:DViSAEpM
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼ おひひひひぃ……ｗ
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-| | セイバー……ホロ……最高過ぎるよ……
＼ `ー'´ ／ 約束された勝利のリンゴで骨抜きにされるぅ……
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼
／ /// （__人__） ///＼ ――――――ッ……もひょひょっｗ
| |r┬-| |
＼ ｀ ー'´ ／
､__人__人__人__
_） ﾄﾞﾋﾟｭｯ （_
⌒Y⌒Y⌒Y⌒
.- 273 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/29(日) 23:31:19 ID:DViSAEpM
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼
／ /// （__人__） ///＼
| |r┬-| |
＼ ｀ ー'´ ／
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／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ………
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／ ─ ─＼ 閉じる……っと。
／ （●） （●） ＼
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＼ ｀ ⌒´ ,／ .| | |
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ヽ -一ー_~､⌒)^),-､ .|_|_＿＿＿＿_＿＿＿＿_| ヾ＿＿＿＿＿＿〃
ヽ ＿＿＿＿,ノγ⌒ヽ)ニニニニ ＿|_|＿_|＿ ￣￣￣￣￣￣
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やる夫とタンポポと恋 第二話
- 126 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/22(日) 23:00:00 ID:h5U0ckyk
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やる夫とタンポポと恋
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第二話
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────────────────────────────────────────────- 127 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/22(日) 23:00:19 ID:h5U0ckyk
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.- 128 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/22(日) 23:00:34 ID:h5U0ckyk
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└───────────────│ ７ :/ .::.::.{.::./l|::.::.::il／ ＿ V }.::/ |::.::.:ﾘ ;'.:ｌ| .│
│ { ::′.::.:.::Ⅵ:::l::.::.::;ﾊ xｬ≠ミ、 ﾚ′´ l::.::/:/.:.:ｌ| .│
│ ∨ .::.::.::.::{ |l::. ::.::'::.ｉ| ､､ ､､ ,ｬ=ﾐｘ 人/:/ .::.:ｌ| .│
│ .′.::.::.::.::.｀|l::.::.::.::.::ｌl , ､､､ Ｙ}ノ}/! .: .::ﾘ .│
│. {::.::.;、::.::.:ヽ|l::.::ｉ::. ::.ｌ| ,r= ､ ,.':!:::::':::l.::.:_/ │
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ | ..ヽ::{ ＼::. :.}ヽ::.l::.::.::ｌl { ｿ 人:ｌ::::::::ﾉ:/ │
. |. ハァ……ハァ…… |. │, ´￣￣＼ﾉ⌒';l::.::.::ｌト ￣ イ:::::::ｌ:::::::::// │
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ | ＼ il:.: ::.ｌ| ＞.-、＜::}::ﾊ:::::::l:::::::// │
│ ヽ';:.:i.::ﾘ /｀ヽヽ:::ﾘ￣ ヽﾘ.:: // .│
│ ヽ ∨:/＼ } }ノ 厶イ/ │
│ . i ∨ ＼＿ノ,ﾉ i { } │
│ ｀ ー- l ＼ ,／ ｌ }/ │
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.- 130 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/22(日) 23:01:09 ID:h5U0ckyk
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼ おっ、おっ、おっ……
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-| | ミクたん唯たん……ああ、可愛いよ……
＼ `ー'´ ／ みっくみくでうんたんされちゃうぅ……
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼
／ /// （__人__） ///＼ ――――――ッ……おうふっｗ
| |r┬-| |
＼ ｀ ー'´ ／
､__人__人__人__
_） ﾄﾞﾋﾟｭｯ （_
⌒Y⌒Y⌒Y⌒
.- 131 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/22(日) 23:01:23 ID:h5U0ckyk
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼
／ /// （__人__） ///＼
| |r┬-| |
＼ ｀ ー'´ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ………
＼ ｀⌒´ ,／
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （ー） （ー） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
ィ '⌒ 、
（ ハァ ）
ゝ、、ノ
.
やる夫とタンポポと恋 第一話
- 1 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/21(土) 23:49:59 ID:e5zWuZTA
- オリジナル 全十話予定
- 2 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/21(土) 23:50:21 ID:e5zWuZTA
TTTTTTTTTTTTTTT＼ l.TTTTTTTTTTTTTTTTT
. | | | | | | | | | | | | | | | | l.＼＿＿＿_ | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
.「￣￣￣￣￣￣￣＼ﾞ| | | l.＼ ＿|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣｢￣￣￣￣￣￣ .＼!.| | | l.＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| ＿_ ＼!.| | | l.＼ ＿_
| ｆ＿ｆ] <二二> ＼!.| | | l.＼ ｆ＿ｆ] <二二>
| .＿＿_. _＿＿＿ ＼!.| | | l.＼ .＿＿_. ＿＿＿
| ｢|｢|｢|｢| || ＿_ .|| '＼!.| | | l.＼. ｢|｢|｢|｢| || ＿_ .||
| |｣|｣|｣|｣ﾞ[| |＿| || ＼!.| | | l.＼. |｣|｣|｣|｣ﾞ[| |＿| ||
| ￣￣~ || ＿_ |]|| '＼!.| | | l.＼ || ＿_ |]||
| [| |＝| || ＼!.| | |ﾞ.| .[| |＝| ||
／|､＿＿＿__|| |＿| ||,_＿＿＿＿＿＿＿__＼!.|ﾞ.|＿＿＿＿_|| |＿| ||＿＿
／ ~￣￣￣ .＼| ~￣￣￣
!二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二- 3 ： どこかの名無しさん ： 2012/01/21(土) 23:50:38 ID:e5zWuZTA
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| （;;;;;;;)..ヒ ,|ﾉ;l|| || | ('ﾉ ヽ Ｋ|. / / | | |
|○i |...|／イ..:::l|| || | / （ J. Ｋ| / /ヽ..| | |
| i i::: V V...:::l||. || | (ヽ , ） Ｏ| |￣￣￣￣￣|~ヽ. | |
＼_ヽ＿,ゝ ;;;;;;;;;;;;l||.◎ || | ＼）＼ ＿| ||￣￣￣￣| .| .;| | |
ニニニニニニニl||. || |｡ Sex-i ﾉノ || | .| .;| | |
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￣￣￣゜人￣/;;;:..... ;ヽ|:. |（(，)￣￣￣￣ ＿/ BIBLO/. ||ｳﾞｧ||/;;;:..... ;ヽ~
ノ~~~ゞ| |γ;;::::;;;; ⌒ :）￣￣￣{/|~~| ｖ 〔ニニニニニ〕＿__ || ﾝ. ||#;;;;;;;;::;; 人）
（;;;;;;::. ）| （;;;;;;;;;;;::::::::::::／三三三|/（／;,,,,..ゞｿ|| ;,,,､. ||.iii■.|| . ﾀ||,,;;;;::::: Z∀･)
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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〃￣￣￣￣￣￣ヾ
|| カチッ…… ||
ヾ＿＿＿＿＿＿〃
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〃￣￣￣￣￣￣ヾ
＿＿＿＿＿＿＿_ || カチッ…… ||
| ＿＿＿＿＿_ ／￣￣￣￣￣￣＼ ヾ＿＿＿＿＿＿〃
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| |＿＿＿＿ ヽ .....:::::::::::::::::::::::<
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＼ ＼ ＼＿＿＿ ::::::- 4 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/21(土) 23:51:15 ID:e5zWuZTA
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. | ハァ……ハァ…… |────────────────────┐
＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／ , ィ ' ´: :￣｀ Ｙ ＼__ │
│ ／ : : : : : : : : : :/: : : : : :｀': .､ │
│ ／: :／: : : : : : : : /: : : : : : : : : : :ヽ、 │
│ __/: :／: : : : : ／: :／!: : : : : : : : : : : : : ヽ │
│ _,∨,イ : : /: : /: : // │: : : |: : : : : ヽ: ヽ: : :x-､ │
│ ∨/ /: : /: : /｀＞,< l : : : :|､ : : : : : l : l: :/:|l｀ヾ. ｜
│ ﾚ'./: :/: : /: / ﾚ' ',: : : :| l __: : : : |: :Ｖ:::l::l: : : Ｙl │
│. ! |: :l: : ﾊ乍ﾐ､、 ＼: T |: :｀丶 l: : |::::|:::l : l: :|:ヽ │
│ |/| ,'| /| ト 爿 ＼! l : : : : |: : l::::Ｌﾘ : l: l:::::} |
│ / ,ﾚ' |ﾊ.| 込ソ ''ﾗ乏弐ヵ: :l: : 入／: :/ :l／ |
│. / /: :|: :|rｌ '''' , K_ ノハ: :/|:/: :/: : :/ : l │
│ / / : : l: :|. ヽ. r‐-､ ヽ_ソ ﾚ'｀l' ／: : /: : , │
│,/ /: : : :ﾊ: l､__ >､ _,ノ '''' ∠ｰイ／: : ／: : / |
│: /: : : /: 入: : :＿,>､__＿__,. イ´／イ´,x-イ: : : :/ │
│/: : : /: / ヽ ,／ ｀l ,r /: : : :／￣ ∨: : ／ │
┌─────────────────────────────┐'< │
│ ＿ │ ＼＿ .､│
│ ヽｰ- --―‐ '¨ ´ ｀ ' ー--､_ │_ ｀｀'ｰｨ´ン│
│ ヽ ＿, -――‐｀ヽ │￣¨¨￣￣/: ／│
│ ヽ ／ , ｨ'´ ＼ .│ ./:::/ |
│ 〉´ ／ _, -‐ ' ´￣￣｀:ｰ-､＼ │ /:::/ │
│ /ﾉ / / ／:´: : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ､ │──────┘
│ /: ヽ ／ ／: : : :_: ;ィ: : : ; : : : : : : : : : : : :.', .│
│ ,': : : :l /: :､;_:/_＞､´: : :_: : : :.;ィ: : : : : : : :l .│
│ /: : : :/ l:/: : /ﾄ､,￣ゝヽー';.イ: ／: : : : : : :l .│
│ /: : :.:/ 'ﾄ､: :lゝ弋ッ ´フ:／､,:イ:/: :l: : : :.:ﾄ､ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
│ /: : : / ∧ ヾ! ｀¨ ￣､_￣/://:l: :l:/: : : ! | ハァ……ハァ…… |
│ ／: : ／ ／ ヽ , ゞｨ' /: /: :.l: /: :/:./ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
│ ／: :.／ , ィ／ 〉､ ｰ _,.ｨ'´:／:／/:／／ .│
│. ／: ;ィ'´ ,.ィ´:／ ∧: ゝ ‐≦ー:‐'´イ_,ｲ／／ │
│. ／:.／r‐':´: : :/ ー-､ ', ヽ:∧: : :l ￣l l .│
│. ／:／ ／: : : : :.:l!ﾉヽ._ l }::::∧: : ', ', l .│
│イ: :/ /: : /: : : /ゝｰ-､_ゝ､_,､ l }:::::::∧: :ﾍ ! l .│
└─────────────────────────────┘- 5 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/21(土) 23:51:32 ID:e5zWuZTA
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼ おっ、おっ、おっ……
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-| | かがみん翠星石たん……ああ、可愛いよ……
＼ `ー'´ ／ おっ、おっ、もうイキそ……
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼
／ /// （__人__） ///＼ ――――――ッ……おうふっｗ
| |r┬-| |
＼ ｀ ー'´ ／
､__人__人__人__
_） ﾄﾞﾋﾟｭｯ （_
⌒Y⌒Y⌒Y⌒- 6 ： ◆READY/K61. ： 2012/01/21(土) 23:51:46 ID:e5zWuZTA
＿＿＿_
／_ノ ' ヽ_＼
／（≡） （≡）＼
／ /// （__人__） ///＼
| |r┬-| |
＼ ｀ ー'´ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ………ふぅ。
＼ ｀⌒´ ,／
炎の記憶 第４３回
- 314 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/23(金) 21:01:00 ID:Dx7/mIks
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第４３回- .
.- 315 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/23(金) 21:02:00 ID:Dx7/mIks
┏ ┓
城塞都市から西に約１日の距離。
軽装で馬を駆れば、半日もかからないその丘の上に、やる夫の姿があった。
その視線の先にある、焼け落ちた廃墟。
┗ ┛
＿＿＿_
,,,.ii.., ／ ＼
,,｡..,ll::;;liii|,,..,,, / ＼
-"───ｰ-─’ l |
（ |
＼ 〃_／
>'⌒￣￣､,＼
/ ＼
/ ｨ ,ﾉ'ヾ ヽ
（ / ）, l
） ﾉ _,/ ＿＿＿ |
_,,/V＿,, ．'--/⌒￣￣￣ ／￣￣￣￣ヾ::／
_．±=―''´ ;;;;;;:::::,,l ､_ ／´＼::; /＼´ﾞ"”
_,,=ｰ''´ ＿＿ ∧ ＞―-へ〈 .:::',
/ ,,,,. ／￣ ＼ /::.; :.;"｀７ ＼:.:/:
|ﾞ'､ __∧ .:;:.:∧ / ＼|
| .〉 ::;;;;;,,,... ::.|:.;.ヽ: : : : : : : .::＞､ -＜: : : : : : : ___」_./>: : :
l|| | ::,,..;;;;;,.
| |＼＿ :::....,,,, ::::::;;;;;;,,,....;;;;;;:::::,,,- 316 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/23(金) 21:03:00 ID:Dx7/mIks
┏ ┓
城塞都市に戻って一週間ほど。
その日、休みだった彼は、たった一人で、久しぶりにそこに来た。
┗ ┛
_, -===＝＝＝===ー-、
／ ＼
／ ー--=、 ＼
/ ／┬-ヾ ｀l
| ∥ i、:::::| |
| ヾー-ーナ |
| ヽ、
| （,,＿,,人）
!、＿_,,,,,,＿＿ __ ￣￣７
〉＿＿＿ __￣￣〈 ／
＞三三三三》:.::.:.:..＼ ／´/
,- 317 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/23(金) 21:04:00 ID:Dx7/mIks
┏ ┓
城塞都市周辺に、既に偽人の脅威は無い。
戦勝後も続けられている定期巡視で、それは確認されている。
それでも、彼の足はこの丘を下り故郷へ向かおうとはしなかった。
┗ ┛
_, -===＝＝＝===ー-、
／ ＼
／ ー--=、 ＼
/ ／ ヾ ｀l
| ∥ ＿__ | .|
| ヾー-ーナ |
| ヽ、
| （,,＿,,人）
!、＿_,,,,,,＿＿ __ ￣￣７ ……
〉＿＿＿ __￣￣〈 ／
＞三三三三》:.::.:.:..＼ ／´/
.
炎の記憶 第４２回
- 221 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/16(金) 21:01:00 ID:tW24jr7E
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第４２回- .
.- 222 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/16(金) 21:02:00 ID:tW24jr7E
┏ ┓
やらない夫の姿は、城内の貴賓室にあった。
現在のその部屋の主であるバランは、彼に着座を促す。
┗ ┛
... ,ｲ. ,.．-‐ｧ ,|
... ／ {／ '…‐/|‐-､
... . 〉 __,.＞'´∨/ .|/| ＼
.. ∠, 「¨'`,_,､＿／ ／,/, ＼
. 八|_,_,_i/,rtﾃｧ三三ヲ ヽ｀
. . }`Z_ V三〒ミ=-}} ､､}
. y'ﾞ´｀ﾞ''x、1| ||_ノ } ご苦労だった。
. . ... 'ﾍ'ﾞーﾞ｀^`,|.| |! } ,ﾙ'
. . ∧ ／jﾊﾉ_」_j ＿ ＿,.．-‐
. . ,√￣√￣ ￣￣ ,／／ ／／,／
. _,.．-―-､ _,.＞,ヨ､_ /_,.三ニ＝／／ ／ ,/ /
.. ／ ,＞'´√√√厂 ／ ￣ ,／ ,/ / ,/ /
. {{__／/ / ./ ./ ./ 〃＼_,.．-―… ／ / / ,厶斗= ´
. / /＿{＿_{__{__.{__.{ .{{＼__,.．-‐…／＿ 厶斗= ´
. ,{／ ／＼_,．-―…{
.. {__／￣丁`ヽ､ ／ | ,.．-‐≠
. }／ ＼／＼＿＿＿＿＿__.L＿＿＿,.．-‐≠ / /
. ／ }X}◯ | | |しししししし ﾊ
. // {X{ | | lJししししし./ .}
.. У .}X}◯ | | |jししししし/ ﾊ 〃
‐ ―――――‐‐
／ へ
／ ＼
/
. / i
l |
| l
. } ji i
. ヽ,仇, .._＿__ ノ i
ﾔﾊ 辷ﾁ:::.ji ｲ
!/ ｀￣￣ {
／{ ｀: } i
ゝﾍ, ﾉ f :
ゝ¨￣￣ l! , 斗j{
…… ..l｀ ノ_ 斗‐ '_／ }
l _ 斗匕 '´ , -' 入
`ー―::´::::::::::／_,.．-'''" ／//ゝ_
r＜ヽ:::_:／' ´ ／///／/＼
|' r＜ , -'"///／/////＼
|:', | .ヽ , -'"/////／/////////＼
└} )ヘl ／'//////／/////////////＼
/ヽゝ=/ .／ //////／/////////////////＼
.- 223 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/16(金) 21:03:00 ID:tW24jr7E
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー）
. | （__人__） 戻って早々呼び出すのは
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ｎｌ^l^l 止めてもらいたいもんだろ。
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く ……俺だって疲れてるんだ。
/ ヽ ＼
＼‐-....... ＼::::｀丶 ＼ヽ
￣｀:::::::::::::ヽヘ::::::::::＼ ヽヽ }ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽﾉ::::} /:::::|
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::′:::|/::::::::|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
/｀ ‐- _::::::::::::::::::::::::::::, ﾍ::::::::＜＼}
‐- ,. ´ }:::::::::::::＼
ノ}ﾉヽ ヽ::::::::}＼}
＼ }:::::/
三三ゝ、 ,､ 厶イ∠ /:::/
ヽ 辷ァﾐヾ〉 ／ﾚtｧ/／/／ }
済まなかったが、 >ミ====彡}〉 /＜｀¨ノ ./ヽ} /
｀¨¨¨¨¨∨ﾉ | /_丿/
雇い主としては ,, ｀ ,ノ ／
:::;;: ,.-‐-=-‐､ '"/ｰ '
仕事の成果が気になるものでな。 .／:::::::::::::::::::::ヽ､/
=彡ｰ'ｰ彡'"ﾞﾞヾｰ=ヾゝ
ヽ ／｝__
::::::＼ ん' に)）､ ___
ミ===｀¨¨¨¨¨´ノ 彡' ＼__＿___ _∠ﾆ=ミ
￣￣￣]{}[ } ｀ヽｰ─-x---─‐＜i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ
]{}[ 人 }i:i:i:i:i:i:i:i丶i:i:i:i:i:i:i:i:＼i:i:i:i:i:i:i:
‐- _]{}[___ -‐=彡 ＼ }i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼i:i:i:i:i
.- 224 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/16(金) 21:04:00 ID:tW24jr7E
□
┌─┐
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┌───┐
└───┘
┌─────┐
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炎の記憶 第４１回
- 103 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/09(金) 21:01:00 ID:dw1C5z76
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第４１回- .
.- 104 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/09(金) 21:02:00 ID:dw1C5z76
┏ ┓
日の出とともに始まった両軍の衝突は、太陽が天頂を通り過ぎてなお収まらず、
両軍ともにそれまでの鬱屈した闘争心を爆発させたその戦闘は熾烈を極め、
舞い上がった戦塵が橙に染まるころになって漸く収束を迎えた。
┗ ┛
,､
({})
〈=〉
〈=〉
〈〉 〈=〉
-||- 〈=〉
／|| ,〈=〉
/ / || 〈=〉
(/ ｌ || { 三◎三 }
} l ||Ｔー 7 〈_六_〉
ヽ＿／{ /＿_/{ |｜|
／ {＿ 人 |｜| ミ｢|彡
＼＿＜ , ＿＜ |｜| ミ|:|彡
|| ￣ ''⌒ |｜| ミ|:|彡
〈〉 || |｜| |:|
|⌒{＿ｒ―ｧ ; || |｜| |:| /Ｌ ＿
, ,, ト┐ ＜ || , |｜| |:| / / ￣/ /
, | ￣￣⌒ , || , |｜| |:| / / / / _
, | ;|;| , ; || |｜| |:| / / / / |:|＼＿
,, | |;| || |｜| |:|/ / / / |:ト ＿「
| ;十ト , |,;|| |｜| / / / / |:|
| ;;|｜ , l || , |｜| _,/7_ / / / / |:|
;| ｜l | , || |｜| 7/´ ,/ / / / |:|
;| ;｜| | || |｜| // , / / / /, |:|
;; ;; | ＿ ｜| ｜ ;|| ＿ ＿ |｜| // , / / / / ,,_ ; |:|
ミ | /ｰﾄハ｜| , | ,ﾊ／ハｰ〈} |｜| // , / / / /／∠ |:|
(｜ ｜| ⌒ﾍ/ V ⌒人〈＼三|｜| ⌒「ﾊヽ∠￣＞ ⌒＞L,＿ ＿ // , / / / / ＜ |:| へ＿
￣￣7Уー―｜| ム/＼ ＼ ＼へ{ |｜| ／ ＞―く ／／⌒ヽ＼／介ミヽ,/ / / / У⌒∠⌒ヽへ〃 ＞
￣￣ ＼_ 从乂彡 /＿ァ‐ ｧ ⌒＞､＿,|｜| ＿ ＜Ｘ ＿ 〉ミｘ/ 「三／ ん/ / / / / / ￣У〃 //
／ ＞ x 林彡＜〃〃 ／⌒ |｜| ／ ＞ ＿「人 } }＼￣/ ん/ / / / / ムﾍ ∠二二ヽ
〃 ／ ⌒ ＞ ､ ＼／／ x／ |｜| ／ ／{{⌒Ｖ ヽ ,| У⌒んム ,/ / / / ﾉ＿ ＞ ―‐ ､
{// 〃 ＞ｰ⌒> 彳爻 ／／ |｜| ／ ／ﾘ ヽ ∧イ⌒ﾊ / |：| ,/ / / / ん⌒〃 ＼
＿{///ハ ⌒X ＼＼ ＼/⌒／;|｜| ＼ ／ヽ }} }〈三 ト∨{ |：| / / / / ∠⌒ 「＿
＼＞‐く {:ト ､ ＼〃xy 爻 ＼ ;|｜| }＿／ヽ＿ハﾉ// /ト-ｲヽ | / / / / ∠⌒ ∠⌒＿ ＼
.- 105 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/09(金) 21:03:00 ID:dw1C5z76
┏ ┓
奴隷戦士と重歩兵で構成された偽人達の正面前衛部隊は良く持ちこたえたものの、
クロコダイン率いる傭兵・騎士補生混成部隊と大公本人が指揮する近衛隊の波状攻撃を前に、
多数の死傷者を出し、両翼を含めた全軍の再編成が必要な状況に追い込まれる。
┗ ┛
|/ ヽ、 ゝ
.. ., .. ..:. ... ,.. .. . ..,...::,,::.:;:;;:..:;:.;:;;:,.,,,:;;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
／,....,,_＼ ヽ ,､__＿, ゝﾉ ,
- ,,,_ (' .( ;ヽ く、 ,' （ `'ヽ、 ,'
‐-,,,,,_"''' ‐- ,,,,,__ ヽヽ' ,⌒ヽ..;.: ..,,:;:.,,;:;.:;.;.:;::,.:;:;.:;:;:;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
~""''' ‐-,,,,,_‐-,,,,,_ ヽ||/ | ヽ、 ,､ く ゝ `ｰ‐ｰ-
~""'''.. :;; :; :::.. .,.,,.;.:;..,:.:;..:.,.:...,.,..,,.:.,:.,:;,.:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
くゝ ,,-‐'' ヽ ,.-ヽ、 '､( ヽ く '､(ヽ く ,r゛
.. ., .. ..:. ... ,.. .. . ..,...::,,::.:;:;;:..:;:.;:;;:,.,,,:;;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ' ,ヽ ,r'
／__＼'''''''''ー-/彡彡ヽ,.-'7゛ｃ,,-‐''ヽ ﾉヽ"'''ｃ,,‐'' ﾉヽ,r゛
'､( ヽ く /,.-‐''/ / くゝ-ー'''' ヽ 7' ,.r'
ヽ' ,⌒ヽヽ、 ヽ/.., /ヽ /彡ヽ彡ヽ ,､‐''ﾞ
''''''''''ー―─ ー―─--,,-ｃ ,,-‐'' ﾉヽヽ/ ,'...,;`/、 ヽ、 / / ヽ,‐' ﾞ
くゝ-ー'''''' ヽヽ ,' ,' ﾉ ヽ、 ＼ ｌ_,.-‐''"
／＼ ヽ,.-‐''"ヽ..ノ、,'/ `_,.-‐''"
'､(ヽ く . .,.,,.;.:;..,:.:;.:;,.:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ヽ' ,ヽ / / ヽヽ､__`ﾉ
‐- ,,,,,_─ー―─---ｃ,,‐'' ﾉ ヽ、( _,.-‐''"
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.- 106 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/09(金) 21:04:00 ID:dw1C5z76
┏ ┓
一方で城塞都市側の損害も決して無視できるものではなく、
特に偽人の左翼を攻めた部隊では、
指揮を執っていた子爵を始め多数の正騎士が帰らぬ人となった。
┗ ┛
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イ三二二ﾆﾆﾆゞ ( j〉 」´￣￣｀`ー-､ヽ .,.:,..:.. .,.:,..:..
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.- 107 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/09(金) 21:05:00 ID:dw1C5z76
┏ ┓
また、部隊が入れ替わるタイミングを狙った偽人の工作部隊に第二壁内への侵入を許し、
排除には成功したものの少なからぬ防衛兵器を失った。
それは、今後の戦術変更を検討しなければならない事態となっていた。
┗ ┛
| | | ヽW／＼,,,,,,,,.......／ゞ人
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| | | ＼/从## ゞ l #〉
| | | ／## ・ ﾊﾟﾗ##＼
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| | | 人## ・ ﾊﾟﾗ ###＼ ( ｀)⌒;;,,.⌒）
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炎の記憶 第４０回
- 1 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/02/24(金) 21:57:58 ID:sMLiPjNY
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
オリジナル設定のファンタジーものです。
毎週金曜日（＋α）21：00～、投下しております。
１スレ目：ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1308310122/
↑第1回～第9回まではこちらをどうぞ。
２スレ目：ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1311343139/
↑第10回～第19回まではこちらをどうぞ。
３スレ目：ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1314536864/
↑第20回～第29回まではこちらをどうぞ。
４スレ目：ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1321009260/
↑第30回～第39回まではこちらをどうぞ。
┏ ここまでのあらすじ ┓
城塞都市への侵攻を開始した偽人達の軍勢。
迎え撃つべく出撃した若き騎士補生やる夫であったが、
親友のできる夫が哨戒任務中に消息を絶ってしまう。
傭兵やらない夫と共に探索に向かい敵地で孤立したやる夫は、
そこで自らの故郷の秘密を知ってしまう。
やらない夫もまた自らの過去と向き合い、一つの決断を下した。
やる夫、やらない夫、できる夫。
自分たちが時代という大きな潮流に押し流されつつあることを、
3人は未だ知らずにいる。
┗ ┛
.- 9 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/02(金) 21:02:00 ID:N1NnZOOA
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第４０回- .
.- 10 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/02(金) 21:03:00 ID:N1NnZOOA
|＼ /＼ / | ／/ /
＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/
＼ /
∠ とにかく！ ＞
／＿ ＿ ＼
￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣
/／ |/ ＼/ ＼|
,,､ -''／
イ ／,r ''了 ／ 了
/ /,/ /／ ,／
/ /:/ // _/
ｲ / / __/: l／
|. / /／＿_,
. | レ '''" /
. | ,､-ｰｰ'
| r'
| |
| |
/ | ! i .!l !ii i
| ／ | i!i/: : : : !l|ｒ"-'"-i| i`i|‐､
|／ |,ｲ|,,.．r''"!l| i! |ヽi `i .,./ ,/
,ｒ'''! |i! ii | | |`i i ／/ ,.r"/ ／ﾞ '' ､
i､ / ! ,,,,.i! l-ー|--i!､ .i:／ ./ ,,.r'" / ..／＿ ／ ,､-'"/
＼ i ＼ /i ,,.．r''" i! i. ! i! l .i ./ ,ir''" ,/ ｀',,､- ''" ,,,/
＼ ! .＼/ .:i. | i ヾ､./:r''" / .／ ／
`' / .::/ .!|,,.rヾ､,,ノ / ／ __／
〈 .::::i i | ,,.．-‐ ''"|i i / ∠ ／
ヾ;::ヽ､i ! / / | ／
―－―――ヾ;::::i ! !|i !|/ヾ;― =＝ .| /
ヾ:i, |i. !|| i |i ,,.ｒ"!| 〉 |/
`i、 || |i i ||'" /
.ヽ|| i|'
i'ヽ、 ,,.r''"!i
....:::::::::ヽ|i,,,,,|,,..r''":::::::.......
.- 11 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/02(金) 21:04:00 ID:N1NnZOOA
＿＿＿＿＿
／.::::::::::::::::::::::::::.ヽ
|.:::::::::γ⌒Ｙ⌒ヽ::.|
|::::::::/ ＼:三::／i:::|
|:::::::〉（ ○）::（ ○）.| ・ ・
.（@ ::::::⌒（__人__）⌒) できる夫の 生 存 確認をお願いします！
| u |ｉ|!i|!| |
＼ ｀⌒´ ,／ ……よろしいですね！！
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
/＼
/ ＼
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,' ＼
,' :::: ヽ
i :::: ::::: ヽ
i :: ::::: l
i :: ／ヽ |
i / lll lllヽ !
＿_,,,.. --── ､--─‐.l. ,.ヘ /: C) ヽr-!-─ '7
ヽ .l l / ,.へ､`‐､.__,.‐',. ィ| /
`‐､ i i | / /:::.. `''.:‐-:.' .:|.| /
＼. ＼_,,,. --──lー| |. ＼`''‐::､::::::::::::::::::／/|/ー─--|
最善を尽くしましょう。 ＼⌒＼ |. | | ｀iヽ、￣i:::::::｢ r‐i | ./ |
`‐､ ヽ. !| |. |__〈 |::::::| 〉_| ﾄ、 /／
￣￣ `''‐､ヽ＿＿| | l lヽ.|::::::|./ l | i ∠..二￣ , ‐'´
`''‐､ ／ ﾆ ,> ヽ. | |/::::ﾞ!::::::ﾚ! | |/ < = ＼,. -─
ヾヽ､ = ゝ／8 |:::::::::::::::::| ヽ ﾉ ﾆ /
` '‐- ､ |U￣l￣U （(::） l:::::::::::::::::| | （(::）|￣l￣n|
..＿ ｀|∩! ln| |n| O | l:::::::::::::::::| | O.|∩U| ||||_,,.. -‐
.l￣｀|| |∪||U| || （(::） |. |:::::::::::::::::ｉ | （(::）|| |∩Uu.! |
| .|| |∩||∩| | | O| |::: :::| O .|U.| |n∩l. |
ヽ.| |∪|.|.||.U| || | （(::） ! | （(::） |lnU.||| | |
.- 12 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/03/02(金) 21:05:00 ID:N1NnZOOA
┏ ┓
いく夫が部屋を出て行ったのを確認してから、
ミストバーンは疲れたように溜息を吐く。
┗ ┛
∨ ii /￣＼ / // ´￣丁 |
/ ii / __ ＼// 〔(:..)〕 | ｣
ｌ / /.::::::｀: 、 、 ﾉ＾Y __＿
l / └＝::: :: ＼`ｰ=彡'"/ 厂｀>'"´
| ＼＿___ ｀ヽ:::'::::::::::::::_/ / /
| | ＞ 》.:::::::/ _＿ / / ／
. /＼| | | /.:::::::/ 》 / i. /＿___＿_／
/ / ＼ ｉ| | ./.:::::::/ / / ∥/ ／
〈〈 ヽ∧ ＼ ｜/.:::::::/ / / ﾙ′ ／
､〉､ / ∧ ｉヽl/.:::::::/ /イ ,/ ／ γＹ⌒ヽ
i｀ﾄﾐ 〈 〉 ｉ＼ｉ:::::::::::::::::ｲ:::::| / ＿_∠.._ ー ( ﾉ ）
ii | h｀ト(Ｏｉ ＼::::::::::::::::::::l / / /〃 ＼＼ ...ゝ、＿ノ
ii | hi | (Ｏ､__ ＼::::::::::::::|《 { _）＝ / / -- ―
.
刺身の上にタンポポをのせる仕事の採用試験に受かったお！！！！！
- 1 ： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ： 2007/07/13(金) 22:34:14.34 ID:8kQ1TobO0
- ＿＿＿
／ ⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒） ＼ 刺身の上にタンポポのせる仕事の
／ ///（__人__）/// ＼ 採用試験に受かったお！！！！！
| u. `Y⌒y'´ |
＼ ﾞー ′ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ rｰ'ゝ 〆ヽ
/,ﾉヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ ,（●） （●）､＼ この時はまだこの仕事の厳しさ、
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ 責任の重さを知らなかったのです
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i |
＞ ヽ. ハ | |｜
刺身の上にタンポポをのせる仕事の採用試験に受かったお！！！！！ »
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炎の記憶 第３９回
- 934 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/02/24(金) 21:02:00 ID:sMLiPjNY
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第３９回- .
.- 935 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/02/24(金) 21:03:00 ID:sMLiPjNY
┏ ┓
第3壁の付近は、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図と化していた。
一面偽人達の死体に埋め尽くされ、少しでも動くものには容赦のない矢弾が飛んでくる。
┗ ┛
＼
＼ ギャアアアアッッ！！！！ .＼＼ ヒィィ
.＼ﾁｭｰﾝ ＼ ＼ ＼
＼ ＼ .＼ﾁｭｰﾝ ・ ∧_∧ .＼ﾁｭｰﾝ
・ .＼ﾁｭｰﾝ ＼∧＿∧ （・∀・； ＼＼ ∧ ∧
＼ ､,.λ∧ ｹﾞﾌ ・ ´Д｀；） i i’)) ＼ (；ﾟДﾟ)
ｸﾞﾎﾞｱ,,, ､,.,,,,.,,,） ノ・;;(#ﾞ;;0ﾞ),,, ∴､／ ／ ､ノ⌒;;,､,.､,. （､.,,,.,,.,,つつ
＜@;;, (ﾒ_;;｡#)@;;';;@）（@∴U(ﾞｐ;`;,)ξ;,と@;, (､0;'｡#)っ@）~ と´#;;ﾒつ#!i;-ﾞ)っ
"'`''"";""ﾞ'";;'""∵""''"""ﾞ'" ~;ﾞ`'ﾞﾞ;''∨"" "'`;"""∵∵`'
.- 936 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/02/24(金) 21:04:00 ID:sMLiPjNY
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炎の記憶 第３８回
- 840 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/02/17(金) 21:01:00 ID:tv03uZfc
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第３８回- .
.- 841 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/02/17(金) 21:02:00 ID:tv03uZfc
┏ ┓
かつて恋人の元へと通った道を、やらない夫は昔の様に、忍び足で辿る。
二人しか知らないはずのその通路は、目隠ししていても迷うことは無い。
┗ ┛
＼ ::| .:::/ ...:...:／
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. .::＼ :|￣￣￣￣￣/ .::::／
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...:..:.:..::::|: : : ／: : : : : : :／: : : : : :／: : : :
. ..:.::.:..::::|-=.:.:.:.:_;;:.-::::''´::: : : -._＿＿__.: : :
:.::....:::::::|.:.:__;;:;..:::::-‐.::'''".／ ヽ
...lﾌ : ::::|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ,
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.／l ::/|:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｌ ,..-､＿,ﾉ ﾍ,_＿_,ノ }
／ ..:|/.::/|~""''' ‐- ．..;;| （ ー ） ( ー ) |_ .:|＼
´::| ／ ::l/| |: : : : : : : : :: :: :l ｒ i ､ .!:|＼|
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／ |／| lニニニニニ ._,,ｲ/,|ヽ ￣´_｀￣ ,ｲ////l .:|
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.- 842 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/02/17(金) 21:03:00 ID:tv03uZfc
┏ ┓
かつての様に中庭にでると、かつての様に木をよじ登り、
彼女の私室のバルコニーへ降りる。
やらない夫の目に、まるで彼を誘うようにガラス戸が
開いたままとなっているのが飛び込んでくる。
┗ ┛
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┌┴─────────────────────────ﾐ ;; ;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;..ﾐ
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii ミ;,.;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;;ミ
.
炎の記憶 第３７回
- 756 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/02/10(金) 21:01:00 ID:6i/HvcEE
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第３７回- .
.- 757 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/02/10(金) 21:02:00 ID:6i/HvcEE
.､__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,
. _） （_
. _） .巣穴から出るぞ！ （_
. _） （_
. _） .網を掛けろ！！空に逃がすな！！ .（_
.） （
.⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
. ,ｨ-ｭ､____
....,,__ /ーぃ､‐-'孑ー-､..,,_..､_
工 三癶--ｪ､ ﾍ;:ﾞヽ,`ヾ,ψｯシﾋEﾐと´
:::::::｀ﾞﾞ'''''ゞ;:;;`iＨｪ ,-.､ ヾ;::;:;:}ｪ､仁ミ廴ゞ;:;ゞ= 人人人人人人人人人人人人
::::::::::::::::::::::｀''ｰ;;ｌ（(ｿ弋、 r）~√`)ミゞ;:::::::ｿ::;ゞ、 .＜ ＞
,,､;::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ't;::;:ヾ、 i:､_从_ノ .／´ '；;:;:ヾ;::::;ゝ ＜ .銛だ！銛を打て！！ ..＞
｀''‐.;､::::::::::::::::::::::::::lx..: ﾞﾞゝ､ ﾞゝ,ｸ-,､（'''ー‐''- ､ ﾞ''ｲ;:::;`ﾐ . ＜ ＞
`ゝ､::::::::::::::::｀ｌ_ｉ;:::;:;::丶 ,'/,／~,`,' ,,ム. ﾍ:':':' . ＜ .綱を離すなよ！！ .＞
｀ ､::::::::::::ﾍ;_;ゞ::::'弋､. 〈/ _._廴`-.､_.,.-;:;::入 |;:::::: ＜ ＞
＼:::::/⌒辷i;ﾞV::::''ぃ-'ﾞ'ﾅくフﾌ ' L「 '、ﾞ;:;:;:〉」F｛人 .Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`Ｙ`
｀7 ﾅ!'､i;iゝ;;;;:-:::;;ﾆ;;::/）"''''１ ﾞ、 ﾞ‐ l+‐"..ゞ,
__ | ,/彡ｿt､,;_;_,:-;ｩｯ-<Ｔ'、. │ ＼ _..-''´ _ﾑ-..、 ,.-.､
. /;;;にｯ;;-弋';;;;;;.;'〉;ゝ;;jｧ⌒ｯ;:ﾍ）;:ﾍ ﾍ "´ ..r' ﾌ ﾆゝ､ 'クツ-―==―- ．..,,_
. 〈 .7､;;;ｪ`;:;:;:ｰ:ｧ';::;=刃 .ﾉ;:〉ｌゝ:;:'ゝ ﾞ‐......-‐''´ _/ﾆ厂 コ..-ｒ ,,:‐彡 ,.='´_,ii=､i!!i､=‐- ．,,~_｀''=.,_
弋 .!. ｀ゝ;::r(ゞ;;:;ｪУノ;:;/iﾝﾉ:;ヾ;::＼ _....‐ﾍt;;;;;:::'':::::;;;ﾝ:::ﾆと-‐''′:::::::::::::::::::::::::::::::::::~｀''=､i!i'=、
ﾞヾ. `';:;ﾑ-rУ~;:;:ｬ彡'';::::;::::;:::;::ﾞっ:冖;::ゞｰ､_ ﾞ''"´ ｀''‐;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;=ヘ!ヽ
__..-‐ ∠>;:::'f^ゞ;tﾉ ゝ;::;:::;;;::ｯｰ''":;::;`ー-::;ス＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヾ:::::::ヾiﾍ
,.:‐;;''"'''':;´｀;｀ｰ･'`':〉´,,..-－''''"ヽ::;;::::;:::;:::::;:::;:;｀^';::ヽ､ ｀ヽ::ゞｿ
.|＼ /＼ / | ／/ / ´｀`^'‐:;:､_::/::､::'';;'、 ﾉｼ´
. ＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/ '､::::こ;:＜j‐､ヽ
. ＼ / ﾍ::ヾ::ﾊ′ .゛ﾞ
. ∠ おい、そっち行ったぞ！！ .＞ .ﾍ;;::ﾍ;;ヽ、
. ／＿ ＿ ＼ （::l:::]1;:'ゞ、
. ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣ /;';;〔ｒ!父;;:::ヽ､
. /／ |/ ＼/ ＼| .,,ｙlｌiハr⌒ゞ;ｪ､;-､)
'冖ｰ-‐'ﾞ! ,･'~~ ﾞ'‐'´
＂
.- 758 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/02/10(金) 21:03:00 ID:6i/HvcEE
＿/＼／＼/＼／|＿
＼ ／
＜ .やる夫！！ .＞
／ ＼
￣|／＼/＼/＼/￣
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＼ ＼＼
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＼ ＼＼ ／￣￣￣￣￣￣＼
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/ ...::::,z=z≧ ､:::::::､::::､::::,:::::,ィ彡≦ ｀ヽ::::::.. ∨
,' ::::〈 {{(::)}} ミ丶〈 ゞ"イ /´{{(::.)}} ﾉ:::: ',
, ::::ゝ､ゞ='' ノ,彡:::: : ミゝ､ゞ=''' "::: i
. { ::::::::::::::::／::::::::: : ｀ヽ::::::::::: }
', :::/:::::::::::::: : ', l
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/: : : : : : : : : : ｀ ､., ＼ ＼＼ `､
,': : ―-､: : : : : : : : : : ｀' ､_＼ ＼＼_＞'ーｧ
i: : : : : : : :` : ､_: : : : : : : : : : `'＼ xｸ ハ、
l: : : : : : : : : : : :`‐-､: : : : : : : : : V彡'′,.ｲ＾)yﾍ. ／｝
|: : : : : : : : : : : : : ｀¨ ―‐- ．_ / , ＜ノ / ﾊ＼ / /
`､: : : : : : : : : : : : : : ｀{_,．＜ _／／ 人 ＼/ /-､
＼: : : : : : : : : : : : |＼. ´ ／ 人/ ﾑ i＼_＿_
＼: : : : : : : : : : : | ｀'ー-く ＼ |_ム j― '
＼: : : : : : : : : : | r一'´＼ ＼_/
＼: : : : : : : : | `ー―-＼ ＼
.- 759 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/02/10(金) 21:04:00 ID:6i/HvcEE
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_,, !ﾞ.,,.,i";;;;;;;;;,./ .iУ ,i'／ .,..ｒ'";;;;;
.i}′ / ;;,! ., /;ﾞ;;;;;;;;; / .l″ ,ν / /_..-'";;;;;;;;;;;;;;
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ｌ ／ ."、 / ;;;;;;;;;;/ _ ,,i!!″ .,..ｒ'";;;;;;;;;;;;;;;;;;.,,,r‐ｰ'″
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,ｌゾ .〃 .,〃 ./ ,i";;;;;;;;./ .／ ,r'./ ., ._／;;;;;;;;;;;;;;,,,./ ゛ . _,,-へ.iｉｉ
.〃 ./l ､〃 ,iｒ / ;;;;;;; / .,〃 .,ノﾝ′ .,,ir'" _／丶;;;;;;,ン'″ ,, ;;二二r‐''''､;;;;;;;.
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┌┐
｜｜
┌─┼┼─────────────────────┐
│ ｜｜ ┌―――――――――――――――┼―┐
└─┼┼─────┼───────────────┘ ｜
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炎の記憶 第３６回
- 629 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/01/06(金) 21:01:00 ID:wLW.96fg
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第３６回- .
.- 630 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/01/06(金) 21:02:00 ID:wLW.96fg
┏ ┓
森の中は既に薄暗い。
見上げれば、紫に染まった空のあちこちに星が瞬き始め、
生い茂った木々の影は、黒々と一行に圧し掛かってくるようだった。
できる夫を背負ったまま、やる夫は先行するやらない夫の背に問いかける。
┗ ┛
＿＿＿＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ , ､,,.-='､'､ ＼
／ `┬;;;:::┬′ ﾞ.ﾞ､;;;;::',ﾉ ＼
／ ⌒ﾞ''''''´" ｀''''''" u ＼
| U | やらない夫、何処に向かってんだお？
| |
＼ ／
＼ ／
／ ￣￣＼
／ ノ ヽ
|:::::: （● ）
|::::::::::: （__人）
|:::::::::::::: ⌒ﾉ
|:::::::::::::: }
……キャンプだ。 .ヽ:::::::::::::: }
ヽ:::::::::: ノ
/:::::::::::: く
|:::::::::::::: |
|:::::::::::::::| |
.- 631 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/01/06(金) 21:03:00 ID:wLW.96fg
＿＿＿
／ ＼
／ _ノ '' 'ー ＼
／ （●） （●） ＼ ……キャンプ？
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
／￣￣＼
/ ヽ､_ ＼
（ （● ） |
あぁ。 （人__） |
r-ヽ |
確かこの森に、 （三） | |
> ノ /
難民キャンプへの入口があったはずだろ。 ./ / ヽ /
/ / へ> <
|＿__ヽ ＼／ )
|＼ ／|
| ＼_／ |
.- 632 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/01/06(金) 21:04:00 ID:wLW.96fg
／ ￣￣￣￣￣ ＼
／ ＼
／ ___ノ'′ ﾞヽ､___ ＼
／ .'⌒｀ ´⌒ヽ.. ＼
／. （ ● ） ﾉヽ （ ● ） ＼ ……初めて聞くお。
| ´"''" , "''"´ l
..|. .（ j ） U .|
|. ｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ l
. ＼. ｀ ⌒ ´ ／
＼ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
| u. （__人__）
まぁ、大っぴらにできるもんでもないからな。 | ｀ ⌒´ﾉ
| }
上層部連中ですら、存在自体は知っていると思うが、..ヽ }
ヽ ノ
おそらく場所までは把握していないだろ。 .i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
| l
.- 633 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/01/06(金) 21:05:00 ID:wLW.96fg
＿＿＿＿＿
, ' ' ､
, ' ' .
,' i
,' |
. | | この辺りは統治の空白地帯だからな。
. | ＿__ ノ ゝ__,
. | （ ｛::::::｝ ) ({::}) 偽人領からの亡命者や戦災難民、脱走兵……
'. ' . .ｊ
. '. （ j ) そういった連中が、このあたりの地下遺跡のあちこちに、
} 人 ー――´ｰ
＿_ﾉ ＼ 」 勝手に集落作って生活してるだろ。
}////｀ ＜ ｀: .. .,'
/_/////////｀ ＜ｒ'´￣￣
. //////｀/＜///////ﾊ
///////////,｀/＜// 丿
. ////////////////////ヽ
ﾑ///////////////////// ｀ヽ
. ﾊ////////////////////////ハ
{///////////////////////////}、
|///////////////////////////iﾑ
. ハ//////////////////////////}ハ
／￣￣￣＼
別に疑うわけじゃないけど、 ／ ＿, 、＿ ＼
／ （●） （●） ＼
やらない夫はなんで知ってんだお？ .| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
.- 634 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/01/06(金) 21:06:00 ID:wLW.96fg
‐ ―――――‐‐
／ へ
／ ＼
/
/ i
l |
| l
} ji i
ヽ,仇, .._＿__ ノ i
ﾔﾊ 辷ﾁ:::.ji ｲ ……
!/ ｀￣￣ {
／{ ｀: } i まぁ、職業柄だろ。
ゝﾍ, ﾉ f :
ゝ¨￣￣ l! , 斗j{
l｀ ノ_ 斗‐ '_／ }
l _ 斗匕 '´ , -' 入
`ー―::´::::::::::／_,.．-'''" ／//ゝ_
r＜ヽ:::_:／' ´ ／///／/＼
|' r＜ , -'"///／/////＼
|:', | .ヽ , -'"/////／/////////＼
└} )ヘl ／'//////／/////////////＼
/ヽゝ=/ .／ //////／/////////////////＼
／ ￣￣￣￣￣ ＼
／ ＼
／ ＼
／ ＼
／. ―― 、 , 、―― ＼
…… | l
..|. （ ● ） ﾉヽ （ ● ） |
|. ´"''", "''"´ l
. ＼. （ j ） ／
＼ ｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／
／ヽ イ＼
／ ｀`ｰ- -‐'"´ ＼
＼
.- 636 ： 名無しのやる夫だお ： 2012/01/06(金) 21:07:49 ID:0Tvzpv/A
- 職業柄というより、その連中の同類だからにしか見えん
- 635 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2012/01/06(金) 21:07:00 ID:wLW.96fg
□
┌─┐
└─┘
┌───┐
└───┘
┌─────┐
┌┼─────┼──┐
│└─────┘ │
┌─┼─────────┼───┐
│ └─────────┘ │
│ │
└───────────────┘
.
炎の記憶 第３５回
- 559 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/23(金) 21:01:00 ID:PYQyYDq6
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第３５回- .
.- 560 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/23(金) 21:02:00 ID:PYQyYDq6
┏ ┓
城塞都市の城門前広場。
都市を脱出しようとする商隊の車列の脇で、
バラライカは蒼星石に小さな袋を投げて渡す。
┗ ┛
_ ノ .:.:.:l { ＼、. . . :ヾﾍ:.:.:.:.:.:.:｀ヽ:.:.:.:.:.:／:.: ／:./:/:
ｊ j! .:.:八:ヾ:.:.:.:ヾ､、 ﾍ. . : : :.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i―-､:. ／:.:.:/:/:::
〈 .:.}{ .:.:.{ ｝ :ハ: ）｀ヾヾヾ. .:.:.:.:j!:.:.:.:.:.:. 、Y⌒ヽヽ :.:.::/:/::::::
ﾉ .:.:.:.:.ヽハ ｛イ-ｰｊノ ｊソ ｊ:.:.:.:/!|:.:.:.:.:i､:.:!ｿこ｝ } ｝／:/:::::::::
γｲl| .:.:.:.:.:.:.{i!i! ｒュ=＝ァイ:/ Ⅵ:.:./:.:ﾝl｀ヽ/ ,ﾉ :.:/:::::::::::
ノ小从 .:.:.:.Ⅶ､ ｲヾｿ'′ ’/ /:.／:.:.|!:.:l: 人 /:.:./::::::::::::/
ハヽｿ:.:ﾊﾈｊ｝ /イ : /:.:|!:.:.l いｿ/:.:./::::::::::::/
（ {｛ Ｖ ／// :.:.|!:.:.:l ,イ彡′ ::::::/
/ ／／ｲi .:.:.:|!:.:.:.l j/ 'ﾍ::::::::::::/ 餞別だ。
/_ .....:.:.:.:.. //:|:.| :.|!:.:.:.:ｌ二二ﾍ从ｿ
｀ヾ; __＿ ノ // |.:| .:|!:.:.:.:.!二二ニヾ、 持って行け。
└彡::::: ´ /′ |:.ｌ :.|!:.:.:.:.l三三ニﾆ=＼
_ ハ ;;; ｲ.:! .:|!:.:.:.:.:!三三三ニﾆ=
. . : :／ :∧ ／/i . : :,.:.:.:.:.:.l三三三ニﾆ=
／: : ／ ://ﾊ､__ _ ...ィ////. . : , :.:.:.:.:.:i三三三ニﾆ=
/: : ／ ／∠二二ヽ////////. . : : .:.:.:.:.:.:∧三三三ニﾆ=
. / /.:.:.:.:/:γ三ヾ､ ::://////／ ／/ .:.:.:.:.:.:/:.∧三三三ニﾆ=
.. / /.:.:.:.:/ ::{｛：：：｝}: /////／ ／ /:.:.:.:.:.:.:/:./:.∧三三三ニﾆ=
.- 561 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/23(金) 21:03:00 ID:PYQyYDq6
┏ ┓
その袋はずしりと重く、蒼星石が中を改めると
そこには大量の硬貨が入っていた。
┗ ┛
ィ 三三三三三ヽ
|ミ 三三三三三三l
__!三三三三三三 _ |__
f (:ﾄｰ -------- '' _ﾚ:::!
|三三三三三三三三三l
ゝ三三三三三三三r＜.
f:.:.:.::./:.:.,,:.:.:.:.:.:.::.:ヽ:.:,:|:.:|
|:.:i:.:.l::._/jl l:.:!::l'､!_ﾊ:.:ﾘ.:.l!
',:.:l:.:ﾚ'zぉ ヽ!ゝr.z'ｧV:.:.:.l こんなに……
ヽ:ゝ!xxx xxxj/:::,
ゝrゝ ､ 0 ィくj:/ 悪いですよ。
ﾊj ＞r＜__ ﾊ.
l: :ゞ! ゝイ!ﾄrｰ' /j: :l
l: : :ゝ! lil! l /ﾒ: :.:|
ム-―f⌒ァr_─rｰ ､::j
( ＿ __ﾄー'､_, (__j )
＞='::::::::><:::::::￣!
,':＼::::::::/: : :|:::::／' ,
l: : : ＼/: :: : ﾚ' : : : |
. l: : : :: : : : : :: : : : : :,
／／ |彡へ
/ , y ／ヽ|/∧ヽ＼ｰ-､
ｲ ｲ ﾊ ｲ｀''''''y/爪. | ヽ ﾍ
.|ﾊ | |=| | } | | | 〉
ﾙﾊミヽﾄﾐ{ミﾁ==ｲ ﾑｲ / j {
彡<ﾆ二tﾃﾐミ､ /==ｰﾑｲ / /}
彡辷三三ﾂ´ （ﾐ､ 〉彡ｲ j
気にするな。 彡彡≦ｲ <_tﾃ /／ /'
彡炎ミrﾁ. r 〉 ｨ彡ﾉﾉ
向こうに行ったら 三ミﾂ ｲ z彡ｿ'
彡ｲ ､＿＿＿_ j
仕事見つけづらいだろう？ . 彡ﾐi ｀ ＜ｨｨｨﾇｲｲﾇﾇﾇﾇﾇﾇﾇﾇﾇ(:::(::)
彡ﾐﾑ ｰ- ､_つ￣￣Z ﾃ￣￣￣
ｲ彡f ／| |
炎彡{ ／| | |
ヽ､ｷ}. /| | | |
＞ ､ ＿＿/| | | | |
ｲ...川川川 | | | |
/:::::::::::::::::| | | | | |ー-- ､＿
/:::::::::::::::::::| | | | | |::::::::::::::::::::
.- 562 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/23(金) 21:04:00 ID:PYQyYDq6
＿r=ｧ=､ィfZｧ､,、
, ´fフ:´-=_:三ｰ_ｰ^ヘ
／ _r/／'_ｧ'='^ー'｀´｀ ^ｰ＼
/r＝､ｿィｰ'7´ ヽ
ﾊ L／ｲ| ヽヽ ヽ l
, ｿ/ l ﾊﾚ´イ{ { |{. ｜ | ﾊ
//:/ ﾉj ｀´i |｀ヽト ､ |:ヽ. } , ﾘ ｜!
ハ:{／ｲ: { 小7ﾃﾐﾄ､ {ヽ!: / / / l l
ヽ.＿ヽｰ ､ / /／ |:. ヽ. { '赳ハ＼ }:/_ｵメﾘ ｲ/
￣二ﾆヽヽ/ -ﾍ､:.. l:... lト＼｀ /ｨ亙ﾌ'´／/′
ヽ､＿ _-ｧ.:´__::.::.::.:ヽ::＼ j:〉..:.l:... l! ,! ７´ | / そうねぇ。
_,._-ﾆ-ｧ‐´ィ二;:-- ､::.::..｀ヽ､..:∧:.. lﾄ_､ ｀ 丶 イ.: j| /{ ﾉ′
‐ ´/´ ／´￣´／::.::.::.::.::..‐.-_､::＼:.ヽ:.. l::.::＞ー＜l!:..:.|:. ﾘ‐／/ﾚ 私が一緒に行ってあげられればいいんだけど。
/′ ／-‐ｧ::´::, ｧ::／.::.:￣:.｀ヽﾄ､.V／::}:ﾊ:{ﾄヽ/!:. !:/‐'::/
／´ ／::.:／ノ／..::..::.::.::.::.::.:..:ヽヽヽ=l:| ト='ｲ-!: /::;∠ イ_ そうもいかないから……
／´ ／イj/ｲ'／.::.::＿.::.::.::.::.::.::.::.::.｀ﾄi｀j:|__ヽ＼ﾉ人::.::.::∠´
/' イ/ // ﾉ/:.‐..´...::.......ｰ ::.::.::.::.::.::.:K/:ハ.｢jﾌス::.:.｀:くヽ 有難く頂戴しておきなさいな。
／// ／ｲ.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.{_j jｧz く::.::..::..｀ヽ、
| / ハ..:..::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.ﾄj / ヽｿﾝV...:.::.::..} ヽ
｜ ,ｲ :..＼::.::.::.::.::.::.:＿:.::.／__::.:イ}_ j l r}::.::.::.../ ヽ
l l | ..:..:|｀＞ｫr＜ __::.::.::.::.:ヽ}､ /l j_{ﾉ::.::／:..:.. l l ヽ
ヽ. ! ! ..:..:.|{{´/小ヽj}:r＜ヽ.ヽ:.::.::.::.::ヽ} /rｿ:}／K｀=i:.|｜ﾄ l
_ﾍ￣￣´ __,..zｚ≦三三三＞ヽ
ヽ二二三三三三三三二＞''" : : ハ
∨三三三二≡＝≦´: : : : : : : : : :ﾍ
l: : : : : : : : : : : : ﾊ: : : :ﾄ､: : : _ : : : ﾊ
l : i : : : : i: : : :l: l ',:|､: } Ｘ´: : : : i: l
l: :l: : : : :ﾍ:ナﾅﾅ¨ .} ヽ:} ∠ｱ: : :Ⅳ冬ｭ､_
Ⅵ: : : : : 彡',ｨ≠ミ ヾ i芯ﾘ从ｿ. ｀＞えn
ﾍ: ﾍ: : : ﾍ弋ｯソ ｀xxｌリ｀ﾞ＜ ｀> 、
……解った。 ﾍ: ﾍ: :｀ﾐｰxxx ,ｲ:l ｀ﾞ＜ / ＼
ヽNﾄ､ ゝ､ ｰ " イ |/Ｚー-.-.-zsＸ ﾍ
バラライカさん、ありがとう！ 入ﾄ､｀¨ Ｔ´ い:.:.:.:.:.:.:.:/,人 〉
／ ｀¨¨¨{ぅ.、 に:.:.:.:.:.:.:j ｀¨ _.＞'
,z冬 .//ゝﾄヽ. い:.:.:.:.:.:|-一''"¨´
ﾚ´:ふ /:/l::! |:ﾊ:ﾍ に:.:.:..:.j
ｌ:.:.:.:.:.ふ 〈::く」::| |:|彡' い:.:.:.j
ｊ:.:.:.:.:.:.:ふ. ｀¨´{::} {::} に:.∨
ｊ:.:.:.:.:.:.:.:.:ふ {_} {_}. ,乃:∨
j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ふ ,ｚタ":.:.ﾉ
j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ふ. ｒクイ:.::.:／
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ふvzzzzぇそ.弋ｌ王|
ヽ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::｀¨¨^¨´;l＞＜|三|
.- 563 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/23(金) 21:05:00 ID:PYQyYDq6
_ .ノ｀ヽ __
／ヾ :i! :j ｝｀ヽ、
〉｀ヽⅥ∨ /≠≦}
〈二ﾆ=-ｖx=ﾆ二三〉
／／／; |:.Vﾍ＼｀ヾ} まぁ、こちらとしてもお前のことは
/// _/_/! | ∨ﾍ ヽ＼ヽ
, ‐く⌒´／ ∨!/⌒ヾ´⌒Y´ ｀ヽ、 高く買っているんだ。
イ :/ ∧V∧ .:} ヾ
ノ :i! { 从 〈 ｀`''"´Y .:｝ .:} 戦が収まったら、
（:ｲ .:{:! ﾊハﾉヽ､、 ムｲ ﾊ 从 .:Y
乂!从ゝ二≧､、 ｘ匕´ｲイﾉ j :ｲ またこっちに戻ってこい。
从乂ｰ癶zｧx､ 彡ｘzｧ癶ｰﾌｲﾚ小
//小乂三彡ｲ ヾ ’彡从| :乂_ ……それはその時のための
__／/ 从!ﾍ＼ミﾐ｝ 彡ｲ!.:j:i :!ヽ ｀ヽ.
/´ ／ .:/!| :iハ彡ﾐ{ `" /! //! ! : ＼ :. 手付金だとでも思ってくれ。
. {:. .:ィ .:／ i| :l! i:＼ﾐ, ´ 二 ｀ ｲ i// .:|! '､ ∨ﾍ: ＼
У .:/ .:i| :l! |l:l ＼ ／ ｌi // .::|! ＼ :} !}: :ヽ
. ノ .:ｉi. .:i| :l! |l:l ー ｌ// i:.:|i ..:ﾉ i:j i :.
. /:. .:j:! .:i| :l! |l:! :ｌ/ .:i!.:|:! .ﾘ .:j :i
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
.:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
;::::::/.:::::::::::/::::::;::{::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::ハ
|:::::{:::{:::::::/:::::::/八::::::::＼:::＼:::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::::::/::::／-―丶:::::::::＼‐-::::::::::::::::::::|
!::::::::::∨／{_,斗＝ミﾄ＼:::､::|＼::ゝ:::::::::::::|
';:::::::／ﾍ::::::` Vし:::/ ` ヽ斗=ミ辷=-::::::'
';:::::::::::::::＼:トヾｰﾞ' ﾋ:::ﾂ/:::::::::::/
}ヘ:::::::＼:::iヽ '' , ,, /::::::::／
うん！ ヽ:::::::込 ┌‐-, 仏ィ"
ⅥVﾍ`ト ` ‐ イ:::::／ﾉ/７７´}
きっとそうする！ .ﾉ┴-ミ 〕≦ |／／)ﾞ / / /ﾞｈ
∠ｚ―-ミ ｀圦え__ /／ し / ｊ
_／ ｀ヽ介ト辷/ ｸ1
辷^辷^辷^辷㍉ {:l:|::{ 辷^辷ｚ ／. ′
〃.:::::::::::::::::::::::::辷㍉V::/´￣ ｀ヽ.えィﾞイ
_ -─ ─- ,- ､
rメ´── ､::::::::::::::｀ヽ ＼
〆 ／ ｀ヽ;:::::::::::＼ ヽ
// / / / ＼::::::::::ｌ ',
,イｲ | メ、 ｌ ,イ l }＿::_} !
_, -ｰ' /ﾙ| ｌ ｧ=ﾐ､! // | /! //｀ｌ|ヾ》 i
/／￣ {| | l ﾄ､ﾋｿ | /二Zナ | ヾﾆｿﾍヽ !
､__}ﾊヽゝ , ｀´ r'::ﾝヽ}／ }| | ヾ＼ i
｀ヽ:::| ∧ ､ ｀´ ／ /| | ｀ヽﾆゝ ……
＜￣:::| |＼ __ ,ィ// ハ.| | l ',
-=ﾆ´::::::| ｌ^｀}ノ}ハﾞ7/ /!_ﾉ}/l__ ,ィヽ ヽ
／ｨ／:ｌ |::/､/ｌ| ∨ /￣｀ヽ::::::∠ __＼＼
/::::::::ｌ !{／ .ト=/ /::::::::::::::::l:::::::::::＜__ヽ ヽ
ヽ:::::::| ハｰr'ﾞY/／:::::::::::::::::::}:::::::::::::::::＜ ! ＼
.- 564 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/23(金) 21:06:00 ID:PYQyYDq6
_ ＿
_,ｨ升Y⌒:::⌒::ｰｭ､ｰ､
／::::{{匆ﾘ::::::::::::::::::::::ヾ､ﾞ ､
/::_:x～～＾`～～､:::::::::::::))__＼
,仟厂i / ! ^Y～>|廴__))､
/ |! | / | | ! | (/_}ﾄ､＼ヾ､
/ |! { / }/ / |i 气ｸ＼ヽ＼>＼
i | |ﾊ ﾄノ |! //|_,ｨ升/| / | ヽ ＼ 蒼星石、そろそろ出発するみたいよ？
| | ﾄ､ヽﾑﾍ/ﾚ'/ ｫr'i::ｿ''/ / |＼〉 ＼ ／{
V､/ﾞ小弋iｿ ´ ｀/／| / ＼＼ >':::::ｲ 早く乗っておしまいなさぁい。
ヽ入 ＼ 丶 ノ Ⅳ / ＼＼,ｨ'／::::::彡'ｨ＿＿＿,
＿__〈/ |｀ｰﾄ､ ‐_‐ .ｨ＿|i /＼ ／::::::::::::／:::::::::::::::::::／＿_,
＿≧=､:＼Ⅵ |ﾉ｀7ｰｪイ／:.:.:/ , ′ ＼／:::::_:_:_／:::::::::::::::::::::::::::::::／
ﾆ二二:::::::::::::::::::::ヽl |､,/_/久}:.:.:.:.:/ 人＿__／‐'´:.:.:.:.:.:.＼::::::::::::::::::::::::::::::二ﾆ=‐
__...ン:::::::::::::::::::::::::::丶 |::::://八|:.:.:.:/ツ-'' 勹:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::｀ｰ ､
::::::::::::::::::::::::::::／⌒ーV|又/ｹ_r|ﾄﾐ=､ ,勹:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:::::::::::::::::::::::::::::::＜｀
／:::::::::::::::::／:.:.:.:.:.}:.:.从_ノ薔}! ||/⌒/⌒勹:.: /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼::r､:::::::::::::::::＼:::＼
::／:::rー‐':.:.:.:.:.:.:./:.:,ﾀ 〈/ゞ='' ﾘ ､ ,勹:ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∧｀ｰ ､-､::::::::＼:::＼
':::;ｲ::{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:,ﾀ ノ | } r､勹ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ /＼ト､＼＼{`ｰﾐ､｀ ＼
ノ/:八:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:.:,ﾀ /! } r'^´:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/!/ ＼＼}｀＼
〃´ﾄ､＼:.:.:.:〃:.:.:.ﾏ､{ | ノｨ～':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ'/
ヽﾄ､ ＼:.{:.:.:.:.:.:.:.マ{～´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ﾉ｀ｰ､:.:.:.:.:.:.:.:-<
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|三三三三|
|￣￣￣￣|
[三三三三三]
,' .＿ﾊヽ＿ヽヽ _
あ、うん…… _ ﾚノ● ○ ! lﾊ,／ﾉ
ヽ.> 、lﾍ ''' △ ''' ﾊ. l' ／ヽヽ
それじゃ水銀燈さん、バラライカさん、 ..i ! ＼. ﾞw＞ --＜ﾚ'l/´ヽニ⊃
l i ｌ´ｌ￣|ヽｲﾊヽﾍ ＿,～ヽ' '
お元気で。 ⊂ﾆ!.ﾄ‐‐!＿'! l_＿〉
` ./ｌ><l ,ノヽ
/.:ヽ／.:.:.:.:.:',
|.:.:.:,.､.:.:.:.:.:.:.:|
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炎の記憶 第３４回
- 460 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/16(金) 21:01:00 ID:iQjZgsCA
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第３４回- .
.- 461 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/16(金) 21:02:00 ID:iQjZgsCA
┏ ┓
バランの執務室には、一人の老人の姿があった。
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', }|i:i:i:i||:. ¨´ヽ
.ゝｰ'||i:i:i:i||:: ...:;､__‘， 久しいな、バラン。
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===┴､i:ｉ|| `f￣
彡'￣¨= ┴､
==-‐'￣＼
.- 462 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/16(金) 21:03:00 ID:iQjZgsCA
＜三三三ﾐt､ lﾐ､
zﾆ三三三三三ﾆﾐ､ﾐﾑ ,. ;､
壬三三三三三三三ミl|.!ﾐl!
三三三三三三三三ﾆl!.|ﾂ
三三ﾐ'｀'ｰ=ﾆ三三ﾆﾐ７ lt､
¨ヽﾆ7 ＼ ｀ﾉﾊ ./,'ﾉｧﾐi
ﾆi |;'ﾞ-､t､.､ ヽ ,ｨ,／/∠l_, 要請に応じて頂き感謝する。
､_{ !､ ｰ=≡ﾐﾘfｫｷｱｨ三ｧ
ヽ.ｲ ヽ、 ,___}-'7ﾘ l ……大賢人。
' ヽ. _zﾁ三ﾁミtl ﾚ'
￣二.＼´ ー‐ /ﾚl/＿ ,..-
、_ ｀ｰr‐''ﾞﾆj ,!川:.､｀ヽ¨''ｰ<"｀ヽ
..ヽ￣¨'ｰ-l.|_!.-‐''ﾞ ｀ヽ.ヽ V::::::ヽ::::
i i i i i ＼i i i _ヽ::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::,_| |i i i i i i i i i
i i i i iγ⌒Y ／ミ二二二 二二二彡'¨¨￣ヽヽi i i |
i i i i i | 介 |.ｌ⌒"‐- , ￣￣｀ | |ｉ ｉ ｉ|
i i i i i ヽヽ 人 ／ ,| |ｉ ｉ ｉ|
その呼び方は止せ。 i i i i i i ｉ＼| |i ヽ､‐─tｪ─,{ .:.:-= tｪ──≦ l |ｉ ｉ ｉ|
＼i i ｉ__ ＞| |i i i ｌ`ミﾆ三彡ｌ `ミ三三彡´| |ｉ ｉ ｉ|
虫唾が走る。 .￣￣/ | |i i i i', / ､... | |ｉ ｉ ｉ|
/. | |i i i i '､__ ヽ＿／ﾞﾞ´ 彡| |ｉ ｉ ｉ|
| .| |i i i i i| |ﾊ ｌ ＿＿＿＿＿ ヽ. l |ｉ ｉ ｉ|
| .| |i i i i i| |. ',ヽ | ｌ ｌi i i !
| .| |i i i i i| |. ', ! | |i i i l
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いけない！ルカ先生 エイプリルフール小ネタ
- 23 ： ◆S3nohycHtM ： 2012/04/01(日) 22:19:48 ID:ywVXiEhA0
ルカさんのエロいＡＡつくったので投下します。
/~" 、 /~"、
/:: 'l /:: ｌ
/..::: i, / ::: l
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/ ...::::: : : '''' |
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l : : : : : : ::::::::::::::;;:::: :;;::::: , |..＜ ルカ先生だと思ったか！？ .＞
| : : : : : :::::::::::::::::~T-´`-T |.／ ＼
| : : : :::::::::::::::::::::::::::ヽ＿〃 |￣|／＼/＼/＼/＼/＼/＼/＼/＼/￣
｜: : :: : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
l : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.......... ＿/＼／＼／＼／＼/＼／|＿
. / `:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;'"´ ￣ ｀ヽ ＼ ／
′ l.＜ 残念！俺だよ！ .....＞
;′ ＼ -‐ ´ l.／ ＼
{ } / { /...￣|／＼/＼/＼/＼/＼/￣
! 〉 / /
| ｘべ、 / /
ィ´ ＼ ..:; / /
〈 ＜( / /
} ノ `丶､ ｀`丶､ / /
ゝ! ＼ ヽ , '
l ヽ. __ ＼ , '
l | ＼ ／
/ ｜ ＼ ／/
. / l ＼__／ /
/ ﾊ /
. / , /
/ / /! 〈
/ / / '.
. / / /
/ / / j 丶
. / , / ､
/ , ' , ヽ
. / / i j
. ′ / ｜ / :.
... / { | / :
..../ { ノ } | / i
_〈 ､人_ つﾍ | / ;
...ﾞ＼＿ｊ_ｊ_lノ | ＼ /- 24 ： エイプリルフール祭りだお ： 2012/04/01(日) 22:22:02 ID:SIoK0kQU0
- 処刑
- 25 ： エイプリルフール祭りだお ： 2012/04/01(日) 22:22:09 ID:iTZKpRNs0
- チェンジで
- 26 ： エイプリルフール祭りだお ： 2012/04/01(日) 22:27:28 ID:lfyL65lo0
- スレを開く
↓
・・・絶句
↓
「ネットも満足に使えないなんて、生きててもしかたないお…」
↓
自殺
た、大変！やる夫くんが死んじゃう～～～！ - 27 ： エイプリルフール祭りだお ： 2012/04/01(日) 22:33:34 ID:5wscZHvw0
- 今年は騙されなかったと思ったのにっだまされたぁあああああああああああああああ
- 28 ： エイプリルフール祭りだお ： 2012/04/01(日) 22:40:06 ID:zPSZ7AZk0
- 4月1日で嘘をついていいのは午前中のみ！
- 29 ： エイプリルフール祭りだお ： 2012/04/01(日) 22:40:10 ID:4QNb.Kts0
- ふぅ、まったくエロすぎるぜ
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炎の記憶 第３３回
- 376 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/09(金) 21:01:00 ID:wy.WTyNs
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第３３回- .
.- 377 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/09(金) 21:02:00 ID:wy.WTyNs
┏ ┓
北壁の撤去が終わり、やる夫達騎士補生には
砦近辺の哨戒任務が与えられていた。
┗ ┛
＿＿
/ヽ /＼
/（● ●）＼
､v ´／´＜ （_ (_人_) _）
ーﾍゞ､､,, ､ヽ､￣ーﾆ / l;;;;;;l /
ｲ::／`不ヾ :.:.`＼ ＼､ ＿ =＝=､.___/ ／ .／ /
ハ:.:.rj:.:|:ﾄ`:.:.:.:.:.:.:. `ヾ `＜=-= .ノﾉ!!!＿＿／ /
i:.:.:.:.`|Yヾ:.:.:.:.:.:.:. .:.:`ﾊ-ﾆく＿,／ ´＿_y /
'r=＝k=＝ｧ--―:=＝― ￣ ヾ＼（ _＿＿ノ
,ﾊ_'`,ｲ,／ ゞ:.:.:.:.:.:.〉:..:. /`T:ｫ ＼ ＼}ｰ--
/ ,／ .r⌒`ー--､:.-:.: .:. / |:::| i ／／ `ヽ
`ｰ´ .|: ﾊー:.＿.:_:. ):./. ゝ､./:/ ,. -ﾆ:/ }:.:.: ヾ ､ - ― - ＿
＿__|: {-ゞ:::::::::::.:.:.:.:.:.:. ／:/￣￣ .:.／ ﾄ､ー ''￣ 三
/:::;--}: i:::::::::::::::､:::::::::.:.:.rz:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ :.:.:. ! ヽ::＿:.:.:.:.＿ -― - 二ニ=
. ／／ ゝ､`ｰ､￣ `ー ＿＿::::::::::::::::::::Y: : / ￣
／／ v::ﾉ {:::::::::::／￣ﾍ:.: {
r´／ ゝ:::::::i `ｰ:.:._:. ゝ
i::ゝ .〉:::::> /:.:/
{／ /::／ i:.:/
/／ i:./
,ノ:/ i:.{
ﾉ::ｲ /:.:Y
,- 378 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/09(金) 21:03:00 ID:wy.WTyNs
┏ ┓
その日の哨戒を終え、砦に帰投したやる夫に、できる夫が声を掛ける。
┗ ┛
_.. ‐'''''''''''' ‐ ､
,ｒ' ＼
/ ⌒ ヽ,
（ ●） `― ..i
i. （ ●） | やる夫、この後ちょっと訓練に付き合ってもらえませんか？
＼ _´_＿_ /
＼`ー'´ ＿_／
l /
＿＿＿_ ..′／
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼
／ （ ●） （ ●）ヽ
l ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ヽ
.- 379 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/09(金) 21:04:00 ID:wy.WTyNs
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （⌒） （⌒） ＼l⌒l おっおっ。勿論だお！
| （__人__） |`''|
＼ ｀ ⌒´ _／ / トーナメントも近いし。
/
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
えぇ。 .／ （⌒） （⌒） ＼
| __´___ |
頼みます。 ＼ `ー'´ ／
ノ ＼
.- 380 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/09(金) 21:05:00 ID:wy.WTyNs
┏ ┓
赴任してからある程度の日数が経過し、緊張の糸が緩みつつあった砦では、
戦技を競うトーナメントが開催されることとなっていた。
近衛騎士や傭兵は希望者が、騎士補生は騎士補生同士で行う予備トーナメントの
上位8名が、その出場権を認められていた。
┗ ┛
＿＿＿_
, ヘｰ‐- ､ ／ヽ ／ ＼
-‐ノ .ヘー‐-ｨ ／（●.） （● ）ヽ それにしても、できる夫も随分気合入ってるおね。
''"/／ヽｰ､ ﾉ .／:::⌒（__人__）⌒::::::ヽ
/／＾＼ ヾ-､.| |r┬-| | 腕も大分上がって来たし。
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)＼ `ー'´ ／
/ <＾_,.ｲ `r‐'ﾞ ::::ヽー‐-..､ ,..-‐|、 やる夫もうかうかしてらんねぇお。
＼＿＿_,／| ! ::::::l、:.:.:.:.:.ヽ /:.:.:.:.| ＼
／￣￣￣＼
／ ノ ヽ ＼
まぁ、まだまだやる夫には敵いませんがね。 ／ （●） （●） ＼
| __´ _ |
手加減は無しでお願いしますよ。 .＼ ￣ ／
⊂⌒ヽ 〉 く /⌒つ
＼ ヽ / ＼ ヽ /
.
炎の記憶 第３２回
- 274 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/02(金) 21:01:00 ID:1fcekJXs
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第３２回- .
.- 275 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/02(金) 21:02:00 ID:1fcekJXs
┏ ┓
城塞都市の城郭。日没後しばらく経った、その最上階の一室。
城主であるマァム伯とクロコダイン候は、近衛騎士団長ヒュンケル伯を迎えていた。
ヒュンケルの一歩後ろには、シグマ子爵とブロキーナ卿が控える。
┗ ┛
, .-‐=＝＝＝＝=- .、
／,. -;ｨイ/⌒＾＾~~"''ｰ ､.＼､
r‐←/i/ ﾚ' ￣r‐- ､' , ' , ' , `ヽ.＼
／ｰ'´/ .ﾚ´ ＿`‐- ´`'‐､ ' , ' , ﾞｌi ヽ
,r/"⌒! レ' ／´￣`''‐ 、 i´ﾞヽ' , ' ｌl i、
y'- ､' , ヾ=ｰ''", ', ', ' ' ヽ ヽ､_） !! .l
_ , rr‐（ ＼' ' ' ' ' ,. ‐' ヽ ' , ﾞ!! ! !! /⌒'/｀y'⌒ト､
､/＼ ＿＿("i´ l l !`'‐､ ヽ .r ''" |i ﾉ ' , !! ! !! ! ﾚ' ／ ノ─
"´￣ ゝ-┴r´ ヽ､.._`o､{ { ＿,,.-=キ‐´ ＿_ || | .〃 ,ｉ -─-'､イ
ﾄ ､. __! .r'"´￣｀`ヾｰ-=イf''´￣ r'´, - ､〃 ト､ ＿,,.ノ!
,r` ‐--i r'"´￣￣｀ヾ ＾ヽ. {. { ） /'` ｰ--‐'1 赴任ご苦労。
/ ,r'"￣~`'‐ ､ Ｎヽ_,,..=＝=:ヽ､._ｰ ﾝ / .{
ｉ { ヽ、{ ノ }ﾍ_,.. '-‐ !-┘ ）,∨ ./ l さっそくではあるが、今後の対応について
i （ゝｰ---一'´`´ ノ〃 ./ l
. ｉ r─‐ !､.＿,,,..＿＿_ ,.ノ _ ,. ‐'´,〃.／ ,r──‐ ､. l 協議したい。
`''‐ ､.._ｌ l ヽ`''‐ ､ ＿ ／´／ ／ l !＿,,. -‐'
! ! ヽ ＼ ｢!''ｰ-＝==＝-ｆr´￣ ／ ／ l. {
. | | ヽ、 l.L三三三二ﾆ!i. ‐''´,. ‐'´ | !
ヽ､.＿,! | ! ┌‐-----─┐ ｉ´ | ヽ､.__,.
ヽ=| ‐─┐::::::::::::'､ /:::::::::::::::┌──‐‐ヾ
'ﾗ二―┴､＿＿_V＿＿ , ‐┼─┬‐ヾヽ::
／／ ﾊ / /=ヾ '､ヾ'ゞ彡＼二￣ヽ＼〈::
ゝ /:;;;;;;ゝ/弋ｚ ､ ＼ﾊヽ ‐＜ヲ ７ ::||ヽ
l´ l/:::::;;l/ ￣ ,` ￣ ::||::
心得ております。 l .|l::::::;;;lヾ / :||::
l ||::::::;;|｀-､ `ー ./.||::
.| /,,||:::::::;|彡 '､ 丶二ヽ ./ ||::
|/∥||:::::;;|/／/＼ ,' ||::
ゝ/./||::::::i._- ‐´┤＼ ／ .||::
＿＿＿＿＿__ﾍ| .||::::/ ｀‐- 」＿ ＼＿__／_＿彡_ ||::
.- 276 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/02(金) 21:03:00 ID:1fcekJXs
ヽ ＼＿＿ｌ ＿__／／ ／/ｌ l)/ , ─ ､ ＼
‐‐' ／/////＞､_ｌ ／ { ／ l `´. ／ ＼ ○ ＼
／//////////,=-‐,─ ｌ (⌒ヽ ヽ＿／ ＿. ＼ まず、赴任した近衛隊は10名を城塞都市に残し、
/////////////( ∨ ｌ) ｌ＼ ＼ ．-‐ ￣ / >
|////////////ｌ二} {二Y ヾ `o､ ( キ>-‐' ＿/. / 残り90名は前線となっている砦へと配置する。
|//////////./ { ＞'￣￣ヽ≦二 `､/
∨///////// ｌ ／── ､ ` :.ヽ この際、ワシと騎士補生71名全員が同行。
. ∨/////// ＿＿＿ ｌ>' ∧)ヽ／` ｌ
＼/////| ///////＞── ､ _/ ｌ ） ∧ 哨戒・迎撃任務に当たることとなる。
,' `＜//| |//////ｌ ､ `‐､_ﾊ／ ` ‐'￣ ／ ヽ
三三三三三ﾐ＞─､ﾐ､
三三三三ミ/ ヽ
三三三ミﾐ/ ｌ
三三三ミ/ .ｌ
γ⌒ヽヽ ⌒ .|
ヒュンケル伯はこちらに留まり、 ｌ Y ヽ `＝===γ⌒Y
人ヽ_{ / ｌ ｊ
砦の近衛隊は儂が指揮担当じゃ。 .三＞彡,,, ｌ ` -ヽ
ヽ彡',,, ＞─( !
∧彡' / ￣ヽ_ｌ
/ ｌｌ ｌ l ﾞﾞﾞﾞﾞﾞヽ--´
../. ll l l l l l |
/ / |ｌ l l l l l/
/ .!从l l l l{
＼_ ／＞､‐─┐::::::::::::'､ /:::::::::::::::┌──‐‐ヾ
＞ 'ﾗ`―┴､＿＿_V＿＿ , ‐┼─┬‐ヾヽ::
／ /, ／ ／ ﾊ / /=ヾ '､ヾ'ゞ彡＼二￣ヽ＼〈::
,/ i／// ／':/:;;;;;ゝ/弋ｚ ､ ＼ﾊヽ ‐＜ヲ ７ ||ヽ
l .／/´ l/:::::;;l/ ￣ ,` ￣ .:||::
l/ |l::::::;;;lヾ / :||::
||::::::;;|｀-､ `ー ./.||::
/,,||:::::::;|彡 '､ ー‐- / ||:: 了解した。
─--､ _ /∥||:::::;;|/／/＼ ‐ ,' ||::
:::::::::::::::::｀丶, ,l /.||::::::i._- ‐´┤＼ ／ .||::
＿＿＿二二ゞ.=＝＝||::::/ ｀‐- 」＿ ＼＿__／＿_彡_ ||::
.- 277 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/02(金) 21:04:00 ID:1fcekJXs
乂___乂 ヽ' / },γヽ
-======､ Y / | ､__}==､
=': : : :γ⌒ﾞ＼＼ ヽ/ /|ﾆ=､‘，‘，
: : : : :.人 ＼＼ ∨/}: : :ヽ|} ‘，
: : : : : :.f ＼ ＼＼. ¨/:.:.／¨ヽ. ‘，
=､ | ＼ ＼ゝ-'／、 /-─‐
ヽ ． ＼. }.r' { }／
ヽ ‘， 乂__rtｧ__≧､_ﾉﾉ＿≦彡'乂
‘， , γ´¨￣￣¨ ､⌒ヽヽ`ー─
ヽ／ | , :::.. , -‐……- ､}`ー─
. {:. ／ | :::.... _ -‐…‐ ､:: ::
`ｰ{::..__」 ､ , r'¨ .::|:. ＼ 近衛隊の人選は任せてよいかな？
::. `ｰ= _/ { ､ | , /
Ｌ_人 ヽ / / /
￣` ` ----- ´ }､
､ ､ ヽ ＿＿ =--‐''/|
＼ ＼ ＼ _二＞-,=─ ´///////
三＝=─── ¨￣ ／ /////////////
＼_ ／＞､‐─┐::::::::::::'､ /:::::::::::::::┌──‐‐ヾ
＞ 'ﾗ`―┴､＿＿_V＿＿ , ‐┼─┬‐ヾヽ::
／ /, ／ ／ ﾊ / /=ヾ '､ヾ'ゞ彡＼二＿ヽ＼〈::
えぇ。 ,/ i／// ／':/:;;;;;ゝ/ ＿__ ＼ﾊヽ ＿＿__ ||ヽ
l .／/´ l/:::::;;l/ ´￣´ ,` ´´￣￣ ||::
ブロキーナ卿とも協議して、 .l/ |l::::::;;;lヾ / :||::
||::::::;;|｀-､ `ー ./.||::
明日中には名簿を作成します。 ./,,||:::::::;|彡 '､ 丶二ヽ ./ ||::
─--､ _ /∥||:::::;;|/／/＼ ‐ ,' ||::
:::::::::::::::::｀丶, ,l /.||::::::i._- ‐´┤＼ ／ .||::
＿＿＿二二ゞ.=＝＝||::::/ ｀‐- 」＿ ＼＿__／＿_彡_ ||::
.- 278 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/12/02(金) 21:05:00 ID:1fcekJXs
_..........._
,rくくく ／ ＼ シグマ卿には、
. ´￣￣｀` ≪＝- ､＼
｛ ／ ＼ ∧ 衛兵隊の管理をお願いします。
∨ Ｙ ∧
ー=≠ ,､,､ ∧ ∧∧ 城塞地区の受け入れ準備は
／ ｨ / / /｀"Vi ｛ { { { / /Vﾞ∧∧､
{／ | | iﾊ!|ミ帝Ⅵ乂ヽヽヽ / /小ﾞﾍ∧∧＼ 私どもで粗方終わらせてありますから、
′ Ⅵ从ﾘ乂､｀Ｙ´＼,,厶斗彡｀Ｙ从∨ ∧∧＼ヽ
乂ﾘハ代心 ィ戈丈 Ⅳと八!ll|!∨ ∧∧＼ヽ 都市内の巡回や治安維持に
小 、 ハイ| l|l|l|| i∨ ∧∧＼ヽ
∧|ﾊ、 - //从il|＞┴‐┴＜ ∧ 衛兵たちを回してもらいますので。
∧ Ⅵ l＼ _ .イ //ﾑＯ/ ／￣￣￣
γ´ リ￣｀Y||: // イ,//o/ ／ _
.__ﾊ '. l | /__
{∧_|_|__|___/' /
､_>､_〉=┬:=､r‐!
∧ , - ､ /､
()） {ヽ. ﾆィ }
/ｌ| `ｰf .Y──── t､
お任せあれ。 .//ｌﾄ､_ ::. '. |.|
＼.ｌ| ::＼r､`_’/. //
::. :::::冫==' | //
､ f´ |.| ﾊ＿_//
.ヽ＿＿/ ＿_ !_`=' ￣!¨}/!
､＿ __／ ヽ ヽr┴´/
|ｌ| |＿__／∨}〈
||| ∧＿__／.ヽ/
.
炎の記憶 第３１回
- 175 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/25(金) 21:01:00 ID:4J9n4Wi2
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第３１回- .
.- 176 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/25(金) 21:02:00 ID:4J9n4Wi2
┏ ┓
その日は、遅番担当者に対しても正午の集合が通達されていた。
やる夫は、眠い目を擦りながら蒼星石と一緒に家を出る。
┗ ┛
, ' ´￣￣￣ ¨丶、
／ / ＼
, ' / ,' ヽ
/ / /| l ', ',
,' : / ／ | l! | , ',
. l: |: l: ／'＿ l |:',ﾄ､:.:.. :ｌ l
ｌ:. l:.:／ / ｀',l ヽ ＼:＿l | |
|:.: ／:l tz=:x､ヽ. | ＼ ヽ}:j.:.: l|
!:.:.. .:ト 弋しﾂ fｽTァl:.:.:/'|
l:.:l:.:. :.:ｌ ¨´ ゞﾂ /.:.:/ /
ヽ!:.:.:.:.:l:.:.､ _ ' /.:.:/
ヽﾄ､:Ｎ/｀ 、 ´ _ .. ィi.:.:/
r ｔ-､- '´ | ＼ /､ﾚ' |.:./ j/ まだちょっと早いんじゃない？
r.」/しﾍ ,＞ﾑ、＼j/_
L/ 〔_jﾍ / /! ﾄ ヽ i う
＿＿＿＿
／ ＼
/ ─ ─ ＼
ちょっと寄りたいところがあるんだお。 /（ ●） （ ●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ー‐ ヽ
/ ｀
.- 177 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/25(金) 21:03:00 ID:4J9n4Wi2
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | つか、蒼星石はこんな遅くていいのかお？
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
∨三三三三三三三三三三三/
.}二二二ニニニニニ二二二７
∠三三三三三三三三三三三三＞.､
＼三三三三二ニニニ二三三三三/
>＜: : : : l: :.､: : : :､: : : : : :＞:.ミ_/
/: : : : : : : ﾊ: :{＼: : :＼:.＼ : : :.､＼
/:./: : : ｌ // ヾ.:､ ｀x―:弋 :ヽ: : :}: : :.
: :ｲ l : : l.'/￣` ＼ ヾx=ミ、ミ=一:.}:}
!:{ l: l: : :从r==ミ、 ＼ 仍 } ﾘ }:./:.:|:.从
乂 ': :／ｲ《う::::} ｀ ゞ‐' ノｲ: : | :! }}
ははは…… ／ｌ＼廴ゝ‐' 、 .::::::. ｌ: :/:/ ﾉ′
从{ 代´.:::::. ＿_, /.:/:/
僕もそう思うんだけどさ。 / 乂ﾊ>'ﾌ `ー' ィ´: :ﾄ:{
_几rv{ 〈 >≧ｰ --＜_{∧从 ｀
／(二!ｒ'´／ >、≧v'´＿ `ー-=ﾆ７
/:.:.:.(二}| '´ ,ﾉﾆ>{_}<￣〉〉 {こ{:.、
／:.:.:.:.:.:)ﾆ}ヽ )￣ﾉハヾ彡 |二!:.:ヽ
.- 178 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/25(金) 21:04:00 ID:4J9n4Wi2
|ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ|
|ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ|
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〈ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ〉
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ/
〉ニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ」
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:::i:::::|:::/∧｛ |/ﾊ ＼::::〃 |///犲ﾆ=ｰ::::::;ﾙ
|人:::ﾚ::::::::. Ｖﾂ ＼〉 Ｖ)ツ}:::::::::::::::/
＼:::::::ハ.:::::::::::::. , .:::::::::::::. .::::::::/|/
Υ::::人 J /:::::::/ ……バラライカさん、宵っ張りの朝寝坊だから。
|:::::::: 个 ＾⌒ イ:::::::/
|:::::/⌒ｰ= ⌒〕爪 !:::::/＼＿＿_
|／ / ＿＿＼＿___／|／ ＼/⌒}
/}匸｝ {{￣￣Υ￣￣}} /＿）`く
/:(＿{ 'ｰ===介===彡 {匸{:.:/∧
/.:.:}匸｝ 〃) || }＿）:.:./∧
/.:.:.（＿{ {{（ || {匸{.:.:.:.:/∧
/.:.:.:.:.}匸} 丿 }＿）:.:.:.:./∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
あ～…… ／ ＼
| ＼ ,＿ |
記者さんって、なんかそんな感じするお。 / ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
.- 179 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/25(金) 21:05:00 ID:4J9n4Wi2
,ﾍ
＿＿＿_ / /
／＼ ／＼ ／ /
／（ ⌒） （⌒）＼／ /
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼ /
| |r┬-| | じゃ、いってきますお。
＼ ｀ ー'´ ／
／ ＼
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/ ／＼ ヽ
／ ＼ ﾉ
U ヽ ノ
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|三三三三|
|￣￣￣￣|
[三三三三三]
,' .＿ﾊヽ＿ヽヽ _
_ ﾚノ● ○ ! lﾊ,／ﾉ
ヽ.> 、lﾍ ''' △ ''' ﾊ. l' ／ヽヽ
いってきま～す！ i ! ＼. ﾞw＞ --＜ﾚ'l/´ヽニ⊃
l i ｌ´ｌ￣|ヽｲﾊヽﾍ ＿,～ヽ' '
⊂ﾆ!.ﾄ‐‐!＿'! l_＿〉
` ./ｌ><l ,ノヽ
/.:ヽ／.:.:.:.:.:',
|.:.:.:,.､.:.:.:.:.:.:.:|- 180 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/25(金) 21:06:00 ID:4J9n4Wi2
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炎の記憶 番外・II
- 115 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/18(金) 21:01:00 ID:izW6Ar6s
▽△▼▲▽△▼▲▽△▼▲▽△▼▲！！CAUTION！！▽△▼▲▽△▼▲▽△▼▲▽△▼▲▽△▼▲
▲▽△▼▲ ・主に世界設定関係の補足説明を目的とした番外編です。 ▼▲▽△▼
▼▲▽△▼ ・やる夫、やらない夫、蒼星石等主要メンバーは出てきません。 ▼▲▽△
△▼▲▽△ ・ほぼ全編説明文で構成されています。 △▼▲▽
▽△▼▲▽ ・本編に大きく関連するものではありませんし、本編に出てこない △▼▲▽
▲▽△▼▲ 設定も混じっていますが、よりご理解いただけるかなぁと思い作成しました。 ▽△ ▼▲
▼▲▽△▼ ・濃厚な妄想厨二成分満載です。ご了承くださいませ。 ▲▽△▼▲
△▼▲▽△▼▲▽△▼▲▽△▼ ▲▽△▼▲ ▽△▼▲▽△▼▲▽△▼▲▽△▼▲ ▽ △ ▼ ▲ ▽△▼
.- 116 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/18(金) 21:02:00 ID:izW6Ar6s
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-番外・II- .
.
炎の記憶 第３０回
- 1 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/11(金) 20:01:00 ID:5pZUC/f.
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
オリジナル設定のファンタジーものです。
毎週金曜日（＋α）21：00～、投下しております。
１スレ目：ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1308310122/
↑第1回～第9回まではこちらをどうぞ。
２スレ目：ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1311343139/
↑第10回～第19回まではこちらをどうぞ。
３スレ目：ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1314536864/
↑第20回～第29回まではこちらをどうぞ。
┏ ここまでのあらすじ ┓
城塞都市での生活も、早3ヵ月が経過していた。
移ろいゆく季節と共に、新たに生まれ強まる絆と、断ち切られる縁。
それぞれの想いを胸に、一歩一歩進んでいくやる夫達をよそに、
戦乱の足音は、遥か遠くから聞こえ始める。
┗ ┛- 7 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/11(金) 21:01:00 ID:5pZUC/f.
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第３０回- .
.- 8 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/11(金) 21:02:00 ID:5pZUC/f.
┏ ┓
金糸雀の家の裏手に立つ、一本の老木。
その根元に、できる夫は黙々と穴を掘る。
┗ ┛
ｎ ．：(
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） ,～イ ,,;__,,,..-:::'" ...;..::::;、..;:.:..;;）:;:::::)
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~''～-:;.,,_..;;;::;;;;ii＼＼У/-' i;' レ／iiilliiii!!!:::;;;::_,_ﾉ,,.ｒ'
~'ｰ-､_!!iiiiiヾ.:liii;i;:::::;i;l|l;:|'゛iiiiiii!!!::;;:,,,..-‐'~"
~""''''］liii;i;:::::;i;ll;::{'''""゛゛´´
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}liii;i;::::::;i;l|l;:|
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}liii;i;::::::::;i;l|l;:|
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v'ｗＷﾙ |ll ii;::;:::::::;iii l|{ _ wWﾉﾚvｗﾘﾚＷｗﾙﾙⅥ
|ll ii;::::;:;:;:;iii ll［ Wwﾉﾙ
, ﾉｗＶ ﾉ,' .メ ::: :i l: {
/ /',' .ﾉ 八 l '.'ヽ：：：．．． ﾉﾚﾙｗ
ＷｨﾉWｗﾚ､ＶＷ∨ｗＷＷ：：：．．．． ﾉﾒﾙ
ザクッ……
＿＿＿＿＿ ザクッ……
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.- 9 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/11(金) 21:03:00 ID:5pZUC/f.
┏ ┓
せっかくの休日なのに、空は今にも泣き出しそうで。
吹きつける風に、優しい季節が眠り、厳しい季節が目覚める予感を感じる。
┗ ┛
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炎の記憶 第２９回
- 904 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/04(金) 21:01:00 ID:4rqEBuXI
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第２９回- .
.- 905 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/04(金) 21:02:00 ID:4rqEBuXI
┏ ┓
金糸雀の母が逝った翌日。
できる夫は出勤予定時間よりもかなり早く登城する。
そして、まっすぐにクロコダインの執務室へと向かった。
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.- 906 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/11/04(金) 21:03:00 ID:4rqEBuXI
┏ ┓
その手には、西瓜大の布包が提げられている。
薄汚れたそれは、全体的にどす黒く染まっていた。
┗ ┛
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ゞ＿＿＿＿ ヽ ＿ﾉ
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炎の記憶 第２８回
- 807 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/10/28(金) 21:01:00 ID:pnzegdAk
【やる夫】 炎の記憶 【ファンタジー】
-第２８回- .
.- 808 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/10/28(金) 21:02:00 ID:pnzegdAk
┏ ┓
金糸雀の手元には、できる夫から渡された鞄がある。
中にはびっしりとアンプルが詰まっていたが、彼は、詳しくは語らなかった。
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＿＿＿
／ニ二ニ、ヽ
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,i' |! ヽ.
／ /! ｉi
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.ｉ / ,,-‐､ ／ ＿､ i:: !
. i| i /_⌒i i!. ´､_.,｀ ,ﾚ′
ヽ ! .i.｛ ｀(.'i! 〈iﾟ/｀/'
､ ＼.|l__ ヽ.=ノ し; ,,,｀' '.
.＞'二 二｀l ゝ
}_ _ -<ｉ -´ ……
} ‐_,,-‐,‐'_ _ __/´
Ｙ´ _ =｛ 'ｉ´￣ _
Ｖ´_ ＜_ﾉ)､‐''´ ＼
｀ヽ_, ∠／i''´｀ｉ､ ｀i
',. ￣¨.ｌ__）‐-' i::. |
.- 809 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/10/28(金) 21:03:00 ID:pnzegdAk
┏ ┓
彼女自身が犠牲を払って入手していた薬は既に底を尽きている。
できる夫の献身は嬉しくもあり、また、申し訳なくもあった。
┗ ┛
／ ＼
_／ ヽ
Λ ＼ ,;＝ｭ､,;ｪ ＝ｭ;､ ∨
. l ｀＼ ＼ rｉ＿, 二、 __,!h ∨
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l ＼ 人;／:;ゝ＜::::＼:ｿ i
Λ ＼（ ｀ｰ‐く:::::/､廴,ｲﾄ､::::〉 !
. Λ ｀＼ Ｖ ､￣´ V !
ﾑ …ｰ‐- 、 ＼ ,. ､ ,'
{ｷ ,ｨ＝=ﾐ;､ ＼ ／ } /
ｿ {:込ｿ:ノ″ }/ ,:У / , '
〈 ｀ ¨´ くく ゝ' ノ ／
ヽ ﾉﾉ,ゝ三ミく
｀こ´ ｲ',/ 三 ミヽ
,ゝ---;‐一ｊ ／,二=‐‐- /、
Y´ミ.｀ｙ′ / ／ { 三 ミ} ＼
ゝ‐/⌒＼,/∠-‐ 、 ,＞ ｰ＜ !
（ミ ﾐl [_＞ ｛__｝i´ ! | { 三ミ／ /
_.＞人__／7 ∧＼! | ゝ - ＜, /
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! // O ! ! ´￣ ／
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.- 810 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/10/28(金) 21:04:00 ID:pnzegdAk
┏ ┓
アンプルに詰まった無色透明の液体。確かに独特の臭いは非常に似ていたが、
できる夫から渡された薬と、それまで使っていた薬が全く同じものであるという保証はどこにもない。
それでも、金糸雀にはそれに縋るしか手が無かった。
二度と、自ら薬を受け取りに行こうとは思えなかった。
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.- 811 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/10/28(金) 21:05:00 ID:pnzegdAk
┏ ┓
できる夫に対する後ろめたさと、生殺与奪の権利を奪われてしまったような不安。
また、彼に対して返しきれない借りを作ってしまった申し訳なさに苛まれながら、
それでも、彼が来訪する時間が近づくと金糸雀の心は浮足立つ。
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/ 入 ,ｲY=ﾐｰ､ :,
〃 ＞'ﾞ ＼ j / ヽｿr､:,
! 彡ー ｀ヽ 〈ー'´ｼrﾐz､ヽヘ
Yﾞ､__ ｀ヾ､{彡'≧そ'ﾉ j ,｝
,ｲ,ｲYﾍﾞ _ ｀ } ﾞー－illlゞシﾞi
／,' ﾄ､ソ ´＞=ﾐ､_｀i｀´￣｀ﾞ´ ,'
/ ! ''' ' jﾟ｡(::;jk | i / /
｀ .人 ｀ｰ'ﾞ i|ヽ-､ ' ´' ／
＼ j) r- ､ ゛゛ }}り｀:jﾞ.／
「ﾐ ヽ.___,ﾉミ:､ ｀ヽ'ゞz-ｲ／
ﾄ､≧＝ヾﾐ:､ ＼ノ_彡'´
{三} -=ニj´￣｀ヽ
j=Yﾞ=-ｼ'´,' ,ﾍ ∨
{_r{≧ｲ､ jz'´ーゞﾐx.i_
／ゝzヾ'. ノ｀ヽi,.イフ＝ｰﾐ:､
／// ｀ヽ}｀ｰ≦彡'´ : : _＿｀}､_
i///ｿ､ ﾘ'ﾞi￣. : : : ー'. : : : : : :ヽ
ﾄﾐr{´ ／. : : : j､: : : : : : : : : : : : ﾉ
＜ /jｿz-!ヾ､_: : : :人_≧ｚ､_ : : : : ／
</ミ'´j /;/: :￣｀ー'´￣ヾﾐｋｚｰ'ー=i
ノ/Yゝz |;;|: : : : : :: : : :｀ヽ. /j＼ {
,:彡'r-{ {ーi ヾ;､ : : : : : : : : : : :ノ: :{ : .｀ヽ'
zj //,ゝ ,'｀ヾ了ヾ;､ : : : : : : :; :' : : : }､: : : . ＼
.- 812 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/10/28(金) 21:06:00 ID:pnzegdAk
┏ ┓
日が落ちてしばらく後、彼が昼番勤務日であるその日も、その時間が近づく。
わずかにそわそわする娘を、みつは床の上から微笑ましそうに見守っていた。
┗ ┛
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＿,．'"´: : : : : : : : : : : ｀ﾞヽ
／:／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ
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!: l !: :::r‐ l::!:::lヽ! r┬＝ミ､ ＿ j/三 _j/ l: : / !: : !
ｌ: ! ! :::l r‐!∧:ト、丶V´ ソ 〃´￣ ､ ´K´ ﾉ冫ｌイ:::∧:/
､! ｌ: :::ヽ 」:::::ヽ、ヽ、￣ ／ ヽ｀￣／/::!::/ /
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.- 813 ： ◆ez3Jk4e1ow ： 2011/10/28(金) 21:07:00 ID:pnzegdAk
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予定の時間に僅か早く、部屋の扉が開かれる。
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/ ／ __ -ﾍ しﾍ、 rfY代ﾄ､
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、:::ヽ ヽ{{ !、￣ ｀ Ａrｔ' ﾊ.ｲ￣´ ！
ヽ:::::::`ｰﾍ／ ＼ ゞﾟイ 厶=.､
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