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やる夫は君子を全うするようです(後編)
- 1 : 1 : 2008/08/15(金) 21:52:00.15 ID:OcFw4VwX0
- 昨日の続きからですが、前作を知らなくても話が分かる
作りにしたと思います。
現在100までしか作ってなく作りながら投下します。
ここで合えた縁として長く付き合えれば幸いです。 - 3 : 1-100 : 2008/08/15(金) 21:56:12.28 ID:OcFw4VwX0
- 孔子教団の紹介
1
|┃ ____ やる夫・子路
|┃/⌒ ⌒\ ガラッ 暴虎馮河(虎に素手でたちむかったり
|┃(●) (●) \ 川を歩いて渡ったりする
――‐.|┃:⌒(__人__)⌒:::::\ ような男)と孔子に評された男
|┃ |r┬-| |⌒)
|┃ `ー'ォ // 「由(子路)やがん(子路はがさつだ)」
(⌒ヽ・ ・ ̄ / とも言われる
|┃ノ /
|┃ つ <
|┃ (::)(::) ヽ
|┃/ > )
- 4 : 1-99 : 2008/08/15(金) 22:00:14.80 ID:OcFw4VwX0
- 2
,.. --- .. 長門・孔丘
,..-.:. ̄.:..:..:.. : : : : `丶、 世界初の思想家・孔子
/:..:..:. ..: : : : : : : : : : : : :\ ロビンマスクのような人と思えばいい
/:ヘ=、、:._: : : : __:ヽ:_: -^,.ト、
ノ:..:..:./:..  ̄: :7´:―― : :|‐: :´、: ヽ理想の実現のためならテロリスト・革命軍
ー-/:..:.i:../:. : : ,/:..:.:イ:.ハ:.. : j:.. :}:.、ヽ:. トヽ の誘いにほいほい乗ろうとしちゃう。
!:..:..:|:.{/:..ィ_jz≦ノ ' }:./_}_イ:. } |:.|||
Vl:.:.|:. Vl´「_ 、` ノ′ _ノ:ソ:イ: リ ノ
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ノヘーl、: :!VZツ ヒ:ノ/:.//
`ィヘ:ト、 _ _ ノ:イ/
rく、\` ヽ二コ:千:|K、′
|:..:ヽヽ\: :Yニ|: :!:/j!:.l
ト:..:..:.\ヽ\!r|┴=ミ!r ァ7
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やる夫は君子を全うするようです(前編)
- 1 : 1 : 2008/08/14(木) 21:26:47.85 ID:4mNAIQgQ0
- 作:中島敦 新調文庫「李陵」収録「弟子」
参考文献:呉智英 文春文庫「現代人の論語」
「やる夫は信仰を売るそうです」(前編)(中編)(後編)
を書いた者です。
今回は孔子についてです。しばらくは予備知識をお送りします。 - 2 : 1-2 : 2008/08/14(木) 21:30:24.56 ID:4mNAIQgQ0
-
,.. --- .. 前回はキリストとユダの師弟関係を書き、
,..-.:. ̄.:..:..:.. : : : : `丶、 今回は、孔子と子路の師弟関係を描きます。
/:..:..:. ..: : : : : : : : : : : : :\ やる夫が子路・長門が例のごとく孔子
/:ヘ=、、:._: : : : __:ヽ:_: -^,.ト、 やらない夫が子貢とするけど
ノ:..:..:./:..  ̄: :7´:―― : :|‐: :´、: ヽヽ 多くの人は「論語」をよく知らないと
ー-/:..:.i:../:. : : ,/:..:.:イ:.ハ:.. : j:.. :}:.、ヽ:. トヽ 思いますので、本編の前に
!:..:..:|:.{/:..ィ_jz≦ノ ' }:./_}_イ:. } |:.||| 少し説明をいたします。
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l::.::.:..:. ̄ ̄ト 、, --、―弋i
ヽ::.:..:..:.::..∧/ ヽ i _ .. -―
``ーニ´/ー-、 | _|
_. -―  ̄ ト―.:「:.:l
ヽ:..__:L_|
ヽ.__)ノ
- 3 : 1-3 : 2008/08/14(木) 21:34:10.35 ID:4mNAIQgQ0
- /.:.:. \ え?日本人ならみんな知ってるって
/:,:.:.: / ヽ \ けどほとんどの人は学校で強制的
/.:.l:.:.:/:/ :/ ', :l ヾ`ー に読まされたりとか
/!:.:.|:.: l/ 〃 / j } :| ハ 岩波文庫で買ってみたものの、
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l l } 斜め読みだとか、それでもまだ、
N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j ましな方で多くは積読だと思うわ。
ヽム:.} ii;_j ii;リ ル iレヽ
`ヘ:ゝ _ 小/
ヾ:{>、 _ ィ<}/|/
_, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
/| l:| | ===| |:l゙ヽ
/ | l:l l l l::l l
l ヽハ l l // |
- 4 : 1-4 : 2008/08/14(木) 21:38:13.48 ID:4mNAIQgQ0
-
,.. --- .. 論語のイメージとしては目上の人に随順たれ
,..-.:. ̄.:..:..:.. : : : : `丶、と説いた書物であり、そこから評価は二つに
/:..:..:. ..: : : : : : : : : : : : :\ 別れ、一つは古臭く見えるがこれこそ真実の
/:ヘ=、、:._: : : : __:ヽ:_: -^,.ト、 道徳の書、もう一つ古臭い抑圧的な道徳の
ノ:..:..:./:..  ̄: :7´:―― : :|‐: :´、: ヽヽ 書、だと思う。
ー-/:..:.i:../:. : : ,/:..:.:イ:.ハ:.. : j:.. :}:.、ヽ:. トヽ 論語には、目上の人に随順たれと説いた
!:..:..:|:.{/:..ィ_jz≦ノ ' }:./_}_イ:. } |:.||| 箇所があるけれど反対のことを説いた
Vl:.:.|:. Vl´「_ 、` ノ′ _ノ:ソ:イ: リ ノ 箇所もある。
. }:ハ: : l f7「::`ハ /:::7}7イ:/}/
ノヘーl、: :!VZツ ヒ:ノ/:.//
`ィヘ:ト、 _ _ ノ:イ/
rく、\` ヽ二コ:千:|K、′
|:..:ヽヽ\: :Yニ|: :!:/j!:.l
ト:..:..:.\ヽ\!r|┴=ミ!r ァ7
|!::.:..:.ヽ\ヽ|! /7 /
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