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替天行道の書が天下を動かすようです 第二章六話 「渭州襲撃」 前編
- 90 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/17(水) 20:03:41 ID:W.6bD2aA
～～済州と運州の州境 街道～～
;;⌒ 、
（;;; ,,;; ヽ、 _,,,...:-‐‐=-..,,,_
(＿,,, ;;ノ,r'":: :: ::＼,,....., ;;⌒ 、
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ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ ｖ- 91 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/17(水) 20:04:02 ID:W.6bD2aA
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
州境の街道をゆっくりと、官軍の輜重隊が進んでいた。
太平車（輸送車）は十両、護衛兵は五百名。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ｶﾞﾗｶﾞﾗ…
∧彡 ∧
彡 ・ ＼ |i |
/´￣｀ｌｌ´￣￣｀ｌｌ´￣｀ゝ 彡 （＿） 州
ﾉ || || ） ＿＿＿＿__/ /. ∥
（ ノ || ﾉ. || ） / | | l ∥. ＿
. _i＿＿_.||,＿__._,,,,||＿＿_|＿__ | | | ) ∥ ●＼
|＿＿＿|＿＿＿_,──‐､.＿||==========='〕 ﾉ ∥ ´∀｀,）
|＿＿＿|＿＿ ／／￣＼＼ || | //￣￣￣'i // ◯ ）
|＿＿＿|＿____| | O | |_|| | | l | | l ∥ ｜ |
. ￣＼＼ ／ ＼＼＿／／ ゝ,,ヽ,ヽ. ゝ,,ヽ,ヽ ∥＿）___）- 92 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/17(水) 20:04:33 ID:W.6bD2aA
. --------.
/ ~ヽ.
i ヽ＿＿＿＿ ゝ おい、もうすぐ済州に到着だからって
│ |＿＿＿＿○ 気を抜くなよ
（ ＼ 丶
ヽ ￣￣￣￣￣￣┌┐ 賊が襲ってくるかもしれないからな
￣￣￣￣￣￣ ''└┘
l
,ッ _|! 、
（ （ ∠ﾉ⌒ヽ )ヽ
γ ⌒^i!ξっフξ!i⌒(_) ^ヽ_
なあに、この辺で賊っていえば梁山泊だが ﾉ '^) ﾉ i! iョν''')!| __,,,/⌒^i
やつらは官の物は襲いやしない ⌒''-'</ ______ | || //^((_()
/二// '<__,,,,,,__ >'ノ|// .!!
|＼⊃＼ξヽi!ノノξ// i |
湖に閉じこもってるだけさ ＼ ヽyヘ7⌒ﾚ,ξ/∠- ― '''ヘ|
ヽ-!,>>>＞ﾆ＝-! | i.!
／_/^'Y＝Y^ﾍ__..| |. |.i
フノ^ヘi___|_i／i | | |.!
｝^ヽ____ _/ |.,,-| !, |.!
∧､ ／ ヽ､!___二 {
i! ﾐＹ⌒７ <^ r^ ﾐi^７
iﾍノi厂ﾍ |ヽ ∧!| |i- 93 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/17(水) 20:05:08 ID:W.6bD2aA
_／/ ./|
/ / ./│
/ / ./ ﾉ ./
/ | ../ －ｰ-..、 ／'ｿ
! ﾍ _／＿ __.. ヽ、,--、,／ / 梁山泊に入れなかった連中が
| _.....ゝ-.._ ,..‐l /__(￣)::::: ／ _)／ ＼ 野盗ぐらいはやってるだろうが
ン'′ ^＼ l ..-l' _,＿￣/￣ ノ｀.＼ たかが知れてる
､‐―──'、 ﾞ │ '、≡≡:/‐－'''' －--ﾍ、
丶. l _ _.. ﾝ‐'´｀ ￣ ﾍ 丶
＼. /′ .‐'' / ./ _＿＿_ | 〈ﾞ''‐-- 五百名の兵を襲おうとするやつなんて
ﾉ ^''′ /′ / ./ _.. ‐' ﾝ''''|- ､_｀ﾞ''ｰ ､_亅 | ´ いるわけ無いさ
ｌ / ./ 〈''´ .／ | ﾞ''ｰ 、 `‐‐-..､│
｀‐...._ / .{‐'' ﾍ／ | ヽ ゛l
/` ' '" ., 丶 │ _／l .l 丶'''''-､_ ∟...._ │ ,
/ . ..、/ ヽ . ..ゝ_'ヽ_.|││ ／ ／ _ _ '''ン'´ ﾞ
.,‐ |/ / ′ ,/ ﾍ.| `''‐. ￤ ﾞ'' ／´ .／ 、 ／
/ 丿 / │'￣ヽ,, , へ.._ `" .／ .／. l′
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〉 ∧: γヽ:∧: :＼＼:::::ヽＷＷ/::::::::| ﾚ:。:。:/ 三三三三/／:. :.
./|:ヽ 入ヽ_ノ: ∧ : : ＼.＞l ｀ー´..＞´: l、○_ノ:} ＜三／:. :. :.
/ :ﾄ (, ＼: : : : : ∧: : : : :。コヽ::.. ∧: : : : : ／:/, 三´ ＝＝ ／
./ .::＼: ｀:´ゝ ,- 、ゝ: : :o ○ ﾉ : : : ∨: ／.|: /}∧´｀テ__z------ ´
＼ ::::::::::＞-_≧ゝ: : l::::::::..≦ニ´: : : : : :∨.:::::|://::∧ 三三三彡 ……それが、いるんだよねえ
＼ _ノ ）｀´ ヽ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::://´:T｀ヽ 三三三 :. :. :.
＼＿｀ー´ （ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::/イ : :l: : : l 三三:. :. :.
:. :. :...｀ー ）_z_ ＼___,::::::::::::::::::::,ｲ ,ｲ/ : : : l: : : :| 三:. :. :.
:. :. ／: ＼ ｀Ｔ-z_Z-＝=:::::／／ /: : : : |: : : : |
_,___z--ｲ ´ :. :. ... ゝｌ ヽ ヽ:..／／ /´ : : : : |: : : : :|
: : : : }: | :. :... ＼_ ｌ ／／ /: : : ≦ニ二三三ニー----- ´
: : : : |: ﾄ 、 :. :... Y |｀/ / ,イ: :ノ´ : : l: : : : : : |ヽ :. :. :.
: : : : ヽ_| ヽT 、. ≦| / / /:/: : : : : : : l: : : : : : :l ＼:. :. :.
: : : : ﾟ:>≦:ヽ| | ＼:.ヽ|/_ _ ｲ::/ : : : : : : / : : : : : : | ヽ:. :. :.
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- 922 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/12(金) 19:59:57 ID:O41jpY0M
┌──────────────────┐
│ .│
│ .│
│ 王安石――――という男がいた │
│ .│
│ .│
└──────────────────┘
/ ,ｲ/ / ／ , ,从 { ,ｨ ﾊ. ﾘ ヾ:､
_＿__ _j_,.ｿ イ __ / ′ / ,ｲ i / | | i Ⅵ / ヾ!
｀¨ ーｧ三ﾆ=一 '´ ／ ,イ /７八 i Ⅵ ハ ! ヾ: ﾍ. ﾉ
,ｨ'´_ _三二ﾆ=匕 ／ _,.斗' ｲﾊﾘヽヾ. | ﾉ八ヾ:、 ﾄ:､ヽ.
/ィ,イ´ i´ 乂_＿___ .．イ ／ｨ彡| !ﾊ人 い i ト、 ヽ ヽ ､ﾍ ヾ:､
/´ ’ j //7 （ / 八（i { l{ ヾ l ヽ ﾊ ヽ､ﾐ､ 八 i ）)
,ノ //ｲ -=彡i ｲ ﾊヾ:､ ` ヾ! ）八 1ゞ:}｀ヽ、ヽ /"
ｰ=彡ｧ/イ ,ｨﾆ¨´ ,人 ﾉ `ｰミヽ、 " `ｰ い! ＼:､
/Ⅵ/ ｲ 厶匕_乂ミ（ ｀ヾi Ⅵ `ｰ ､
〈 //／i人 /´￣ ７八 い __ r一 ’
Y/ lハ i _＿＿___ .._厂´
_ﾘ,．-‐ ¨`1￣ ￣¨ﾆ=- ． _ /
い ｀ヽｬ- '
. _〉＿___ _＿__ /
__」´二三フ≠一 …ﾆ¨`≦三￣｀ ｒ-'
厂`彡二￣-― ¨￣￣￣｀ヾ三≧ぇ_
. ／ ￣｀ヽ.
／ ` ｰ- ､
. ／ ｀丶、
／ ヽ- 923 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/12(金) 20:00:26 ID:O41jpY0M
{ ｉ y ﾊ 、 ､ ｀ヽ ﾍ
ヽ ,′ i / ! ヽ ヽ ヾ i ト'、
} ｲ ,′ （ i ヾ:､ ﾍ. ＼ ﾊ 人 八 ヽ
/ ﾉ| / ゞヽ ヾ:､ ﾊ ﾘⅥﾉヽ） ﾊ ヽ } ┌────────────────────┐
ｲ/ い ! i lヾ辷､ ヾ:、ﾄ､ iﾉ）ﾘⅥﾉ / ﾉ i ! │ ....│
|! ヽi ヽ ､ ヾﾊ. ﾘﾞ1、 } ヾ ）ﾉ '" / ,ｲノ / ノ .│ 偉大な政治家、偉大な宰相であった .│
ヾ ヾ ﾊ ヽ ヽヾi ! ｀ｿ '" /ｨ'ﾘ/ ,/ ﾉ .│ ....│
ﾄ､ヾ:ミヾﾊﾉ l i ﾊｿﾁ´ﾊj .└────────────────────┘
/ﾊ､ヽ-ﾐ ヽ ｀ ヾ,'い ;ﾍヽ
（" 廴ーｬ≧ _ ．一 /ﾉｿ i リ
｀1 i＼ ´ -‐ ' ,:（ｲ i[´
ヽﾊ､≧ｭ､ /_＿辷! ┌─────────────────────┐
` ﾘｲハ 丶、__ ．〃´ ｀ヽ │ ..│
j八ﾑ- ．. / _」 _ .．- ､ │ 傾きつつあった宋国を立て直すため ......│
j ｀Y _,ｨ≡彡｀ヽ､ ,ｲ i .│ ..│
〈 __ _＿|_,．ｧ¨厂 j.．-‐…ゞ' _ノ │ 様々な政策――新法を考案し実施した │
_r',ﾆミ /Y(´_）_L,斗く ,:≦､ _＿__ .│ ..│
/ jﾞ1 ｀ヽi´ ｀Yﾑ’ ｀ヽ / .└─────────────────────┘
_ ..．-‐ 7 l i! ’:.:! ’. i!_
_ .．:'´ { i lヽ ヾ:､ ヽ ,ゞﾐ､
_.．-‐ '´ ゝ ヽ ヾ:.、 ’､:、 ｀ヽ、 / } ﾍ
,ｨ´ iヽ ’. ｀ﾞヽ. ｀ヽ. ,ﾉ / `ｰ- ､
.- 924 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/12(金) 20:00:53 ID:O41jpY0M
┌───────────────────┐
│ ......│
│ 王安石は新法を立案する過程で │
│ ......│
│ 一つの機関を作った .│
│ .. └─────────────────┐
└─────────────────┐ ......│
│ 宰相直属の情報収集機関である .│
│ ......│
└───────────────────┘
ノ / ／ ￣| ｀ヽ
､´ ｀~￣｀） ,,_ノ ｀′ (＿,､ ｀ヽ
ﾉ / （＿ ,‐-っ, く ｀|
ﾉ く ／｀‐´ ／´ ） ／
く´~ （ ／ / レ´
,ッ-､__ﾉ~´ ） _,,ノ´ く,,_ ┌────────────────────┐
―-､__-‐‐､￣｀ヽ､ ｀ヽ, ´‐～´~ ＼ │ ....│
｀ヽ, ´‐‐―｀ ｀＞ .│ 当初の目的は、地方の詳しい情報を │
｀ヽ, ﾉ~~~￣＞ .│ ....│
| _,,-―､, ,ﾉ´ し､_ .│ 早く知るためだけのものだった ..│
.| _ノ ｀ヽ､ﾉ~~｀‐´ | │ ....│
|, ＿／~ ﾉ´ .└────────────────────┘
|, ,,ﾉ~ ﾉ
´| _ | |
~ ｀~ ノ
ノ
ノ´
,､_ - ‐´
_,, -´- 925 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/12(金) 20:01:28 ID:O41jpY0M
┌──────────────────┐
│ .│
│ 機関は、一人の新進気鋭の .│
│ .│
│ 若手官僚が仕切ることになった .│
│ .│
└──────────────────┘
ﾄ,.. ＿＿ヽ /ﾄ､
ｲ'!乂 － ' ノ ｊ .ﾄ､
,《.} ＼`'''''⌒''''´,.ｲ ,!ﾉi
/ `＜_. `ﾞー‐''´._,.ィ´ .ﾄ､
＞＜ `＜__/ ‐=V ' `ﾄ､
＞＜ 〉`ー､＿,.=‐ V `ト､
＞＜ / =‐- _} `ト､
. , ' ,'`＜ ＞'´ .|
| ,' / ∧.V .|
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... ｊ. ,' / ∧|
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- 767 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/10(水) 20:00:02 ID:CFVeuO86
┌───────────────────┐
│ ......│
│ ......│
│ 「楊家」――――という一族がいる ..│
│ ......│
│ ......│
└───────────────────┘
◯ ＿＿_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
// ＿＿＿＿＿／ ＼＿_＿＿_
// |＼＿＿＿＿＿／ ／
// │ ,,-,,、 __ __,,,,-‐'ヽ、 /
// │ │::ﾞ,! |::`ﾆ-'"ﾞﾞ|::::.,i /
// │ |::::.lﾞ .|::::| _,,,-i､lﾞ::│ /
// / lﾞ::│ |::::,ﾆ-‐'".|::::.lﾞ ／
// / . ,!::::{-￢,， .|::::lﾞ _,,,,/::::/ /
// / ._,,,,,,―ﾆ"::r‐''"ﾞ゛ ﾞl::_ﾆﾆ―ｰi､/ _,,＿ │
// / ﾟ'''ｰ'''",i´::│ ｀｀ ._,,,,,,-―'''＿,,,,,,! /
// / .,/:::::.,ﾞ‐'-,,,,,,--'ﾆ''ﾆﾆｰ'''''"ﾞﾞ￣ /
// ／ .,/｀,ｨ .,!.ヽ,./"'''"ﾞ,i´::） ＿,,,,,,--ｰ-,、 （
// ノ .,/ﾞ,,i´lﾞ::.lﾞ ｀ .,／,､_ﾞﾞ'ﾆ「i､ l,''''"ﾞ）::::,ﾉ /
//ﾉ ,/ン′.|::│ ,,r彡'^,,i´丿.,/｀丿 /::::/ │
//＼ .,/／ l::::lﾞ ="″_／,／.／::,,i´ /::::/ ＼
// ／ .r"′ ,lﾞ::│ ,,-シ'" .,／,／ /::::/ /
// │ /::::,lﾞ ＝″ ,／／ /::::/ (
//／ /:::::lﾞ ,,-シ'",,,_ /::.:/ /
//│ .|::::,lﾞ .,,xi〃｀ ﾞ''￣゛::.,/ ＼
//＜ ﾟ''′ ｀ ﾞi､／ _＿＞
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// ＼＿＿___＿＿＿＿＿＿＿／- 768 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/10(水) 20:00:34 ID:CFVeuO86
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
家祖の名を、楊業（ようぎょう）という。
宋建国時の将軍であり、『楊不敗』『楊令公』とも
讃えられる、宋国きっての名将である。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＜:::::::::::::::::::::::＞:､
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ/¨7
|::l:::l::l:::::::l::::l:::::l::::__l:_:_:弋 y ¨7
|::|:::|_l_:_:_|:::l:::::l:::::::l'''''''''く_人__Y
|::|:::|::l:::::::l::ﾙ''¨¨イ尓㍉|::小:::::l
|:::::ﾊ,(弋㍉ ｀''ｰ'''´|::::|ﾉ:::::| ＞:::lj
|:::::从 ¨¨´ ､ |::::|::::::::l ＞:::::::／
|:::::|:::::ヽ 一' ／l:|::::l:::::::::l ＞＜::::::::／
|:::::|::::|:::::::＞ ､ イ :|::::|:::::::::|￣ ¨ ¨'''ｰ ､ / / l／______
|:::::|::::|::::::＞イ巛 ,,l:::::l¨ﾄ､::l￣ ¨ ¨'''ｰ ｀Y / /イ￣｀¨
|:::::|::::|´ ∧ ',', 〃,|:::::|／ ヽ } }:: / 厶ﾉ
|::/|::::j ∧ ', '∨ ,ｲ:::::| ／｀ヽ:､ | |:::: /
ﾚ::'::::ﾉ/||ヾヽ ／ j:::::::: ,′ ::, | |:::| l ┏ ┓
ｲ:::::::// ll ,,У ／ ,:::::::;' ./ ,: | l |:::| | ┃ 護国の烈将 楊業 ┃
／/::::::// :Φ／ ／ /::::::ﾉ / : ／ l | |:::| | ┗ ┛
/ /::::::/ｲ l||i / '::::〃 ,' {: / , | |:::| |
イ ,;:::::::' l: |||| ' {::::::{ l ∨ : | |:::| |
＜ ,j:::::l::| :|＜_{ {: l:::::::| ' ノ | ││:l |
／ ヽヾl:::::l::j :l::::l ｀¨''ｰ--辷|:::::::ll l :|: | | | |
＞'´ l i|弋_y-y-､ |:::::::| | ﾉｰ''つ :::| l l :| |
__,,イ /;l |弋ｲ:{:{つノ､ヽ=| l lZ彡'´ ::|:││:l: |
ﾋミヽ ／;;j j （しヾミ≧l::| | l { ノ :::: l l l: |
＞'´ ',ヽ, , ∠/// /ヽ ◯ | l レ彡 ::::::V ＞─＜
:ｿ彡 _, ∧_） _,,イ-一イ/＞'' :ﾉ ＞､_ l||l | l〃´ ﾉ :::::::从ﾆﾆﾆﾆﾆﾐヽ
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- 589 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/08(月) 20:00:10 ID:nuN6LzNw
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
約一ヶ月前のこと。
梁山湖沿いの林の傍を、
十名ほどの集団が通っていた。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
,"；'.:.:;”:;,`:;,':,”:;:;.,:;.:；'.:.:;”:;
.::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"ﾉ'.:；ノ'.:.:;”:;,`:
..:;,`ヽ|／:;,':,:;.,:;.:∨/／.:"；'/.:.:;”
.:;.:'"；|'ﾉ.:.:;”:;,`:;:i;|.':,”ｿ::.:ﾞ,:;、,". : .: . :.ｌﾆ|: . . : . : . :
,,`:;＼i;|i;／:,:;.,:;.::i;i；／'.:.:;”:;,`:;,': :. . :. .[]n「「 .|ﾆ .:__... -
"".:::;.:".:i;i|.:'；'.:.:;”:|:i|.;,`:;,':,”:"ﾞ:.:ﾞ；'_ __.:.__,,,,-‐‐ ゛ .: :. .: . :.
".:;,`:;,i;;i|；'.:.:;”:;:i;i|.,/`:;,':,”;”:;,`:;, -ﾆ二_ :.: .:. .:. :. : . .:
,,.:；'.:.:|iii|;”:;,`:;,/´三ヽ /´三ヽ ﾊﾟｶﾊﾟｶ…
.:; .:ヾ'|；|'∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ￣＾~^^ー―ニ＿__..._
.::; .:".:i;i|.:./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) :::li::.:. .:l
.:`:;,i;;i|；(｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ `ー-､..__ : .: . : .:
" ；'.:.:|i／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ `ヽ...: .: .: "`ー、＿_
" ;;:;i|,i;;ii:i（ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| .. ,;`-,:: ;: ;: : ; :; ::.:..:.:￣
._,,,.,,,,-‐'"~ ―ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U :;::. :. `ー-,.__. :. :..: .: .
ﾆ ― ＝｀ | | ｀ | | .. :.: .: . :. : : .:."`ー-, . :
― --― ＿ ,Ｕ ,Ｕ . :. : .: . . . :. : .: .: .: .: .- 590 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/08(月) 20:00:43 ID:nuN6LzNw
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
地方回りの役人といった風体だが、
先頭の男だけは軍人風の格好。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
| | ′| ∧ ((~´ , / l ﾄ､ ＼ ヽ
| |/. | / ヽ ゝ=､ ｰ ィ{ | | ＼ ヽ
ﾉ ″ ＞-､ﾉ^)ﾊ ))＞ r､_＜ 人 ' | ﾊ 〉 , |
／ / ／ ノ| Ｖっ （＼ヽ^7ﾍ＼ ＼ |. / ″ /
／ ／ | ,′ ＿ ノ } 〈 r､ヽヽ＼j ＼ ＼|/ / /
／ , ′ ノ ／´ ＿.ノ＞＜} V ＾ Y ﾊ Y ∧
／ （ ／ / ／￣ （ ヽ~^ｰ'^ｰ| l } } l ヽ
. 〈 人 〈 / / 丶 ∧ ! / / | ＼
＼ 丶 ＼ / / ', ノ _>､_r=┴､_/ /. | ＼
. ＼ ＼/ / ∨ i! ヽy } / |丶 ＼
） ノ ∧ V ﾉ / / / | ＼ ＼
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┏━━━━━━━━━━━━───
┃
顔の一部に青痣がある、
異様な面体をしていた。
┃
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.- 591 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/08(月) 20:01:06 ID:nuN6LzNw
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そして樹の影から、彼らを見つめる一団があった。
┃
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┌────────────────┐
│ |=l ヾ,ヅ |=| ..│
│ ｒ､Ｖ Ｖﾍ │
│ |ﾍl（ ､ li ｒ ）ｌｲ| │
│ |.ﾄ| `ｒ‐ｔoｯ‐ｨ_}ｌ_ﾉr ｔoｯ‐ｧ゛|ﾉ| .│ ……来たぜ、あいつらだ
│ l.ﾄ| "￣´":i ヾ"￣ﾞ` |ﾉ| │
│ ヾ|ヽ { | / |< │
│ ノﾉｌl ￤ ', :Ｌ. ￤ ｌﾄ,ヽ │
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ゞ;;;;ゝヾ; ;;;ｿ ヽ;; ;;ゝ ヾ;;;;ヽヾゝゞゞ;;;;ゝヾ; ;;;ｿ ヽ;; ゝヾ; ;;;ｿ ヽ;; ;;ゝ ヾ;;;;ヽヾゝゞゞ;;;;ゝ;;
ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;;ゝヾヾ; ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;;; ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;;ゝヾヾ; ゞヾ;;ゝ
ゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽゞヾ;;;ゝヽヾ
;ゝヽ;;|;il|ヽｿ;;|il|;ヽゞ|il:ヾ;;;ゝ;;: ヽ;;|;il|ヽｿ;;|il|;ヽゞ|il:ヾ;; ヽゝヽ;;|;il|ヽｿ;;|il|;ヽゞ|il:ヾ;;;ゝ;;: ヽ;;|;il|ゝヽ
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ゞ（(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;） ;;;)ヾﾐゞ（(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;）ゞ（(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;） ;;;)ヾﾐゞ（(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;）;;:ヾ;ヾ⌒;;;）
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'"''"`"´"''"''"`"´"''"''"`"´"''"''"`"´"''"''"`"´"''"''"`"´"''"''"`"´"''"''"`"´"''"''"`"´"''"''"`"- 592 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/08(月) 20:01:37 ID:nuN6LzNw
{､___ __ ,. ＜ |ｌ ///l
. V^ヽ￣ │ }ﾚ/,//l
V＼＼ !l //⌒V/!
Vヽr‐ミ、 |l l//! V,|
Vﾐ{ ヽ.|ﾄ､ i/│ V入
V｀} ＼/ l'"´ヽヽj ∧ それっ、襲えーー！！
__V l |_ﾉ ＿_,ﾉ l )}
. ＿＿＿／￣ r‐ﾄ､}､ ＿__ ,{､,ｨ rｯ ﾉ ﾘ/‐--､
ｰ'´ ｀ヽ }＿|｢ヽ ｧ' rｯﾝﾊ´ｉ｀二＾ /l＼ ﾊ 巡検視を殺しちまえーー！！
/ ／ ヽ. （ '＾ ￣ _}_,ﾄﾉ | .l }} ノ }
／ヽ ／:::＼} ＼ ヽ-' ／| | | /ヽ. l ,'
／::; ＿ ノヽ ', V二二ィ´l | }〉ﾉ ｊ/
/::／/-く」 | ', ', ∨{ l ﾉ} l ,'::::∧ |
l/ { 〈{. ｌ ＼i ∨一'_ノ ∧:::::∧!
｀≧=---‐ '| ＼｢ l ｌ＼ ￣＿／/ ∧:::::∧
/／ ＼＿_,.イ l ∨::∧.
. ／⌒} ｀ ､ | | ﾊ::::/|
／ i＿__ ＿ ＼__ / __| ｉ |/:::|
. , ' ／￣ ｀＞ 、ｊ ￣ ／￣ ｀ヽ |::::::|.
{ ＼ ／ ＿＿__/:::::::!
梁山湖山塞の副頭目 宋万（そうまん）
＿＿＿＿
＼＼ | | ／／
＼＼ / ／／
＼＼ ／ ア ア ア ア ア アアアアアァー――――――――― ／／
／__■_＼
／__■_＼ 三 （ ｀Д´）// ''""''"''' ／__■_＼
三 （ ｀Д´） （つ つｱ /| 三（ ｀Д´）
━Ｏ━━Ｏ━━━派三三/| 人 Y ／■＼ // ━Ｏ━━Ｏ━━━派三
人 Y ／ ■＼ // し （＿） 三 （ ｀Д´）// 人 Y
三 し （＿） 三 （ ｀Д´）// （つ つｱ し （＿）
（つ つｱ 人 Y
"''""'' 人 Y し （＿）
三 し （＿）
替天行道の書が天下を動かすようです 第二章四話 「楊家将」 前編 »
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替天行道の書が天下を動かすようです 第二章三話 「必然」
- 398 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/05(金) 20:00:10 ID:5Q9E7TOw
～～運城県近くの山中 小屋～～
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ヾ;;(ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾヽ;;;;ゝヾ;;ヽ;;;;ゝヾ;
|__________________,i'_________'i,________________ゞ;;;;ゝヾ; ;;;ｿ ヽ;; ;;ゝ ヾ;;;;ヽヾゝゞ
|_______|_l_|______|| ll ||;;|______|_l_|_______| ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;;ゝヾヾ;
|_______|_l_|______||,,__ll_,,||;;|______|_l_|_______|ゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽ
|________________|iiiiｉｉｉ ｉ::ｉｉｉiii|________________.| ;ゝヽ;;|;il|ヽｿ;;|il|;ヽゞ|il:ヾ;;;ヽヾ
|________________{iiiiｉｉｉ ｉ::ｉｉｉiii}________________,| |;il| |il| ヾ:|il,,,..,,,
| |;|..,/| __ | |;|￣￣￣ |;| | __ |;| | |;il| |il| ヾヽ､,）;;;;)
| |;| |/| |ロ| | |;|__|￣￣|.|;| | |ロ| |;| | |;il| ,,,､,,（(;;;ゝ);;)）;ヾ;;)
| |;|_|_,|＿_,, | |;|__| l口l |.|;| | |ロ|___,,|;| | ,,,､,,;;;ゝ;;))ゝ;;;ゝ））ゝ;;;ﾐ
ゞ ,, | |;|ｉｉｉｉｉｉｉｉｉｉiii|| |;|__|［］ |.|;| ||iｉｉｉｉｉｉｉｉiii|;| |ゞ（(;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;） ;;;)ヾﾐ
) ;;ゞ| |;| !!!!!!!!!!!|| |;|__|＿＿|.|;| ||!!!!!!!!!!!|;| |;;（::;ゝ;;;ゝ））;ヾ;;;;))）ゝｿ
(;;;（)|二二二二二/l========i二二二二（:;;;;;ゝヾ;ヽｿ;;;)ヾﾐ
(;;;));|＿＿＿＿＿|=========|＿＿＿_ヾ;;;ｿ(;;;ゝヾ;))ゝ;ﾐ- 399 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/05(金) 20:00:30 ID:5Q9E7TOw
＿
. ／´ | |lヽ. ＼人_人,_从人_人_人,_从,人／
// | || ﾊ ） ﾄﾝｶﾝ！ ﾄﾝｶﾝ！ （
{ { └‐一' i ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ﾍ
. 〈ﾊ .
} } ノ ＼人_从人__从从／
// ＞ ´ ＞ ｷﾞｭｯ！ ＜
_ // /´ ／Y⌒YW⌒Y⌒W＼
. （_ ｀〈/ / }
（__ ｀ヽ_〉 ,/ / ┌─────────────────┐
（ _ ｀ヽ_〉 / { │ |＼ │
. ´ _｀ヽ_〉 / } │ | 〉──‐ ､ │
. i /｀ｰ' / / │ ／`ー'´ ＼ .....│
. ∨/ / / │ / ..│
. // / ハ │ / o o ....│
// / . r ´ | │ / ,, ,, ....│
. // /´ ノ｀ヽ │ | ....│
// ∧__ . r ´` } │ | V＾＾＾＾＾＾＾´ __ - .│
. // / // ∧ │ ＿＿| 厂|￣ .│
//,ﾆ、./ {//, / ｝ │`、 / | | / | .│
. { ! ､ ﾉ/ V/ ∧ │ ヽ l | |‐rrrrrrrrl | ....│
ｰ ′ ∨, / } │ ∟| | |」」」」」」」l |---|｀`ｰ .│
└─────────────────┘
漁師 阮小二（げんしょうじ）
.- 400 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/08/05(金) 20:00:56 ID:5Q9E7TOw
/ ｀ ､ ／
-＜´￣￣｀ヽ ＼ ／
＜´ } ＼／ _＿
｀ ＜ _ﾉ `ー‐=≦´ ＼
}＼￣ 厂￣「} ｀¨
|¨´ ーz_＿＿＿y-一 ' (⌒ |￣＼ これでとりあえず完成かな
|=- 乂＿ノ _∠´ ヽ
. _ , -─| ー─‐ _厂￣八
＜´ |/!/ﾚz_ ー─‐ 厂.ﾄ=一'::::: ＼ 元からあったボロ小屋を
_ ィ ´ / ｀ﾚﾊ ＿＿＿/ .!::::::::::::::::::::::＼ 雨漏り防いで多少補強した程度だけど
. |:.￣￣￣￣ ｀¨¨¨¨./ ／∨ |::::::::::::::::::::::::: これで許してくれるかな、薛永さん？
. |:::. ｀ ＿／ ＿ ィ´::::::::::::::::::::::::::
. |:::::. ∧ ｀ ー──＜_＿＿＿＿＿_ .ィ
. |::::::. / /＼
. |::::::::. ＞- ､ / / ｀ ー──────────一 '
. |:::::::::. / (⌒)ｱ /
:::::::::::. | ｀ / /
,.‐‐､ .,,;-::-､
/_,.ﾍヽヽ. / ,ーヽ〉
. ﾚ' ＼7!-‐-i //´ |/
.／ｰﾟ´ ﾟｰ' ヽ
/ , , , ', _
,ﾍ,. ,' ﾚ ｲ-ﾚλｲｾﾝ !_/_| 許すだなんてとんでもない！
'､ ｿヽiﾙLi ○ ○ i.ﾘ;;;;;;;;7
く;;;;;;;;｀ﾊﾙ""r-‐￢""ｲ;;;;;;;/
. ＼;;;;;;;ｿﾘゝヽ､__,ﾉ_ノ/;;;;;;/ 新しい窓まで開けてもらって
`r;;;;;;;;;;/;;;k_７_/;;7;;;;;;;/ すごく嬉しいです！
弋;〈;;;;;;〈|/;;;;;;;.〉;;／、
ノ ﾉ;;;;;;;;ｉ：;;;;;;λ i
(ｿ.く;;;;;;;;;ﾊ;;;;;;;;;;ゞ.ﾉﾉ
｀／/ ｀Ｔ´ヽ ＼
. ／ ./ | ヽ ＼
薬師 薛永（せつえい）
.
替天行道の書が天下を動かすようです 第二章三話 「必然」 »
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替天行道の書が天下を動かすようです 第二章二話 「狂虎」
- 219 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/07/29(金) 20:00:04 ID:QncEum7s
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: : : : : : : : : : .: : :::::::::: : : : : : : : : .: : :::::::::│ 何日経ったのか、分からない .│
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＿ . _＿__
{ ::三} . |:.:.:.:.:.:|
..| =| . |:.:.:.:.:.:|
| :=| }----{
| ::=| i‐‐‐‐‐i .
. i := i‐‐‐‐‐.i ┌────────────┐
i :::i. r==､ ／ ＼ │ │
.,' .::', Ｌ__.」 .f .ﾊ │ ただひたすらに ....│
/.; ;;;; .::', ,! t |. | │ │
./ ; ;;;;; .::', ／⊂⊃＼ | .| │ 酒を飲み続けた ......│
./ ..:;', /-―――-∧ | 白 | │ │
|::＿＿＿＿＿_=| |:..:.:.:／＼:.:.:.:.| .| | └────────────┘
|r―――――- | |.:.:.:l|.:.:.:.:.:l|:.:.:.| | |
|::.. ::| }==V ⌒ V:==! | 酒 |
|:: :| |.:.:.:| { } |.:.:.:.! .| |
|: :::| }≡高粱酒≡{ | |
|: 麦酒 :| |.:.:.∧ ∧.:.:.:| | |
|＿＿＿＿＿＿:|. ＿ |.:.:.:l| ￣´il.:.:.:.| | |
|ー――――― ! |.:.:.:..＼／.:.:.:. ! . | |
lL＿＿＿＿＿=」 `＝=====＝" . | |
. ゝ---------'
替天行道の書が天下を動かすようです 第二章二話 「狂虎」 »
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- 53 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/07/27(水) 20:00:05 ID:FEG8mVmI
／￣￣＼
／ ＼
| :|
| .:|
| .::|
| ...::::| ┌────────────────────┐
ヽ .......:::::/ │ ....│
ヽ.......:::::::::::/ │ その女と初めて出会った時のことを ......│
_, - ''"￣ ￣` ｰ､ │ ....│
ヽ＿..:::-=―--:..、＞ │ ....│
_＞'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶、 │ 一生忘れることは無いだろう .....│
斤ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶､ .│ ....│
.<:::::::::: 丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::i .└────────────────────┘
.〉:::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;::::::::',
i:::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/´::::::::/
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/::::::::::::::!/::::::::::::::::::::::::::＼:;'〈::':::::::::::::::',
ヽ::::::::::::/:::;:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.ヽ::::::::::::::ﾉ
i､:::::ノ／::::::::::::::::::::::::::::::::､/ ｀ ｰ-イ
| ヽィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
魯智深の弟分 武松（ぶしょう）
.- 54 ： ◆lUVweQdkfM ： 2011/07/27(水) 20:00:31 ID:FEG8mVmI
┌──────────────────┐
│ .│
│ その時、自分はまだ六歳だった ....│
│ .│
└──────────────────┘
, ノ ､ 、
. l（● ●）|
. | (_人_) |
. ヽ ノ
/ ヽ
|| ||
. （| |）
.し Ｊ
┌───────────────────────┐
│ │
│ それでも、何から何まではっきり覚えている │
│ │
└───────────────────────┘
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いけない！ルカ先生 レッスン２ いけない！鬼ごっこ！
- 193 ： ◆S3nohycHtM ： 2012/02/11(土) 21:00:16 ID:unLuqPuM
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のこった ||
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/ヽ.､ ,:' ヽ.|| のこった
,':::::::: ヽ.__.,:': ::::::||
i:::::::::::::::::::::::::::::::::||::ヽ
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!::::::::::::::::::::::::::::::::::||:::::::::|
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::||:::::::::::l こんばんわ！
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. ~── ==================| 第二話投下はじめるぜぇ！
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l .. :::::::;;;;;;;;∥;;::::::::::::ﾉ
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｀´ ｀ ´- 194 ： ◆S3nohycHtM ： 2012/02/11(土) 21:00:49 ID:unLuqPuM
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┃ やる夫の中学 ..┃
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TTTTT.| | | （┘） | | TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTlヽ
[二二二| | | | | [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二]＼lヽ
｀l []l[] .| | | 日日日 | | | 田田 田田 田田 田田 田田 田田 田田 | ＼l
[二二二| | | | | [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二] |i-i-i-i-i､
｀l []l[]. | | | 日日日 | | | 田田 田田 田田 田田 田田 田田 田田 | |二二二]＼
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やる夫で戦うドラクエ６ 第１０話「都会人に告ぐ！田舎に妙なあこがれを持つのはやめた方がいいよ」
- 635 ： ◆j9xIzyCo.Q ： 2011/07/02(土) 21:01:45 ID:A36ZSyWI
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__ -_^__ =_ -_ ^__ `"ﾞ :::: :: :::' ,:: :::: : ::: : - 637 ： ◆j9xIzyCo.Q ： 2011/07/02(土) 21:02:43 ID:A36ZSyWI
（､ __.. イ: :/:／ : |、: : :＼: : ＼ ｰ-=ミ /
ヽ、ー--==彡': :/へ: :|: | ＼: : : :ヽ: : :丶: : : :＼ ノ ーｧ
＞: : : :ｰ=彡へ＞く|: | ＼: :斗､ : : : ヽ: :j｀ヽ: : /_＿
. _＿__ ー=ミ／） ー=≦| j:ﾉ｀ ´ヽﾉ ＼: : : :i/ : : : :_: : : :ﾉ
＿,o(ｿ::::,.-‐=ミ -―一' ／ : : ／ : : j ｘ=ミ ｘ=ミ {＼ ﾉ :_:_: :＼ヽ〔_＿__ r―--
:::::::::::::::/ /￣ ｀二二つ :/〃んﾍ んﾍ Y∨: : _＿＿__j ｀ヽ、r┴┐:::::::
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:::::::::::::::ヽ. ＼｣ ﾉ r―‐---rﾍ "" ' "" ｰﾉ＼二ﾆ=‐' , / /:::::::::::
、:::::::::::::::::＼人 r―-､ ＼ｰ-=ミｰ∧ '⌒ヽ 爪_:_:‘ー―‐=ｧ ′ 〃 /::::::::::::::
＼:::::_＿__::::`ｰﾍ V:::::::::＼ ヽ:::::::::::::/:::.､ ∨::::ﾉ ｲ:::{ｌ77ｌ}::::::::::／ ／ニﾌ .ｲー‐' :::::::::::::::::
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｀ー--ミ:::::::::::::::::|:i:::::::::::i::::::{ ⊂ﾆ⊃ 二二イ:::||//||::::::|::::::::::／:::::ﾉ二ﾆ=＝-‐ ￣
｀ヽ:::::::::|:l::::::::::::＼:ゝ-― ／＼ヽ/:::::::::||//||::::::|-＜::::::／
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＼人_人,_从人_人_人,_从,人／
） おかえりー （
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( ￣￣⌒ ⌒￣ ＿)
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やる夫で戦うドラクエ６ 第１０話「都会人に告ぐ！田舎に妙なあこがれを持つのはやめた方がいいよ」 »
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やる夫で戦うドラクエ６ 第９話「傘を使って剣術の稽古は男の嗜み」
- 484 ： ◆j9xIzyCo.Q ： 2011/06/29(水) 21:33:45 ID:UZZoe8YI
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::.:.:.:. : : ',_ :.:. ｀ ､ ｀ヽ ,. ':´ '｀ヽ'´:. :｀ヽ : '; .._´｀:⌒´__....... _ ｀
｀:, ::.:. : . 丶. _ : ; .: .: .: . : : :. :' ⌒､ヽ':´::.‐ =‐‐ - ､丶. "´ .: .:: :: __.... - 485 ： ◆j9xIzyCo.Q ： 2011/06/29(水) 21:34:19 ID:UZZoe8YI
::::. '''''''''''´￣￣￣⌒￣￣￣￣￣｀''''''''''''ヽ ヽ
:::/: : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : : :: : ::.|: : ＼
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. ゝ:.:.:.:.|: : |: :.:|: :|: : |: : :| l: |:.:.|: : : :|: :.:. |: : :i: |: : : :,'//ヽ
i: : : l: : |: : .L_∧::.!: : .', ﾘ: :/ : :.∠:_:斗|: :. :|: !:.:.:|////
|: 7: |: :.|:: : 彡≧=ュ、:i /,ィ禾=-x. |:.:.:.|: : :.:.|: : :
l:.:|: :|: : !: :,' 7:::心:::::::::::::::::::::::ｆ::::心｀ !: : : : :|:.:|: : : う…ぐぐ…
ﾚ.|: :|: : :´ i 弋;;;ﾉ::::::::::::::::::::::弋ｚり .|: : : : : :.:|: : :
ゝ|: : : : , ｀"ﾞ´ j ｀"ﾞ´U .ｌ: : : : : :.:|:',: :
. |.':.,: : : , /!/i ｀ ／i./ .|: : : : : :.,': ::', :
. |: : ＼: !、 U |: : : : :/: : : :丶
. |: : : : ｀: :' 、 ＿ _ ム: : : /: : : : : : ::':,
|: : : : i: : : : .ゝ - ｀ ／ ,': : :/: : : : : : : : :丶
|: : :.:.:|: : : : /:.: ｀ __ ｨ /: : :/_: : : : : : : : : :.:.＼
. l: : : :.|: : : : i::.::.::.::.::.::.:_/ i: : :///∧＿_: : : : : : : :＼
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ﾄ､≦二ヽ{ ＼｣レ',ﾌ⌒ ,ｨ
{ヽ.ゝ｀ー ｀ ヽ ﾘ-‐-y/
＼ ⊂ﾌ厶ｲ
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/ィ＾ iヽ ＼
ﾄヘ⊥ノ } ハ｜ ゛ ﾞドﾐヽ ｾﾞｪ… ｾﾞｪ…
｀ァﾆ ;ｉ ﾉ ﾉ/ l ﾊ ﾄ､ i } ゝ V
!ｲｨ, ,jiX ／ｲ∠..」i l ｉﾊ i l小､｀ﾌ /＾y‐r-
勾/fﾆＶy人{ｔ=yxﾊ!;仁}]从j厂 , { / / /
jて!ﾍ(^､{｀u::｀＾´ /ﾍ`^氷! ／ `＾ｰ^‐（
,..-‐ '⌒ヽ ＼jﾍ`:::::::::::::::::::: 〉::,ﾊ〉 ｀ヽ、 __ ／ >ｰrヘ
／::::::::::::::::::::::＼`｀ﾆヽ、┏-‐- /＼ ／ >' ,.ｲ|洞|入
/::::::::::::::::::::::_::::-‐ヘ::{ / ┃＿／:::＞ >' 〃／ ／/ :| |７{
/::::::::::::::::::／::::'了⌒>ペ、ｒ'::::::::::／／ . '´ , ＾¨′ |爺|′
}::::::::::::::::〃::::::::「::／::／／＞＜.,_＿／ / / | |
ハ::::::::::::::{'::::::::::ｌ:::|:／n｀／ ¨´ ,､_,〃 |湖|
l::::::ヽ:::～ﾍ::_::::::::::j':::::｢{::{ ／ゞ-{' l＿j
}::::::::::ヽ:::::::::::｀^ー- ⊥j:::! , ｲ /{/＾J、 ,| l |
｛::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::_;:ノ::⌒7￢- ,_ , イl ｌ/ {ムﾐj ｀丁´ | l |- 486 ： ◆j9xIzyCo.Q ： 2011/06/29(水) 21:34:58 ID:UZZoe8YI
＼､ l＼
ｘ-ｲﾉ ）¨´＼ ｀ヽ､
,.ィ´ / ／ l i. ヽ l＼1
／ / / l ﾊ ﾊ lﾍ
/ / i i / ｌ } !∧
. / / ∨ /:l＼ j / l 〉 l ﾊｧ…
/l ,' ／ヽ j. -- V / / / /! ／l ﾊｧ…
. / l. ,'_.._/ / ｀Y ハ/ //,.＞'¨￣!
,' l／ ヽ/ ,ｨ=ミ. i/,ヘｿ// /::::::::::l
ﾞ ,',.-ミ/ __ ヽ ', i:::::::::） i ﾘ..__ レ、ｌj::::::::::::i
/ ｉ i´:::::ﾊ ヽ｀ ¨ __／／_丁 ｀ l::::::::::i
ｉｒ-､ 人ヽ;::::::ﾘ ,/´｀¨ /,ｨ,.ィﾅ! u !:::::::i
ヾ::::', ｀'トｪ-‐.' ﾉ lｖｨ ｆ_｀ﾆィ. ', ｕ l::::::i
＼'__,,ノ^ﾄ､.｀ｒｔﾃぅ ¨´ﾞヽ Ｕ i. i:::::::Ｖ
ヽ＼ー' ヽ..__ .u l ,'ｌ＼:::ヽ
ヽ､. ', ,. __ ｕ ｉ/ .! ＼
/::＞.'ｰ-' ,. -'',. ./ ﾊ ＞‐､
/:::::::::::::｀ヽ-一 ,ノ丶、 ＼ //´
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｀”ﾞﾞﾞﾞﾞﾞllllllllllllllllllllllllｭ,,ｊ'llll !.llllllllllll- 487 ： ◆j9xIzyCo.Q ： 2011/06/29(水) 21:35:25 ID:UZZoe8YI
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l､￣￣了〈_ノ<_/（＾ｰヵ L__」L/ ∧ /~7 ／）
二ｺ ,| r三'_」 r--､ （/ /二~|/_/∠／
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'´ （__,,,-ｰ'' ~~￣ ャｰ-､フ /´く／／>
`ｰ-､__,| `"
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ﾄi|ﾉ_三ﾆ‐'-`＾'゛‐''"´'゛＼'´l、
ｼ´￣ _,,､=''"ﾌ/ﾊﾂ ´ l
ﾉ,,､_,,.､-‐''"´ ,,／// / /
＼ー - ,／´ ／/ ｲ (
゛‐､ ／ / / -‐'"ﾌ}
{´ ／ / /、 '" / ＼
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／ / / /_/ ヽ,〉!!!!!l: `i|
/ / / /;ハ ｲ!!!!!!!| |!|
/ / / l゛;l,,:〈i /!!!!!!!;ﾉ｀'〉|
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ヽi ! '´ ゛ 〈!:〉´ﾉ｀i〉 rｯ
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やる夫で戦うドラクエ６ 第９話「傘を使って剣術の稽古は男の嗜み」 »
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